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アンチ程々の家宣言 〜BESSの家で程々じゃないジャパネスク生活〜

BESSがプロデュースするジャパネスクハウス「程々の家」を、ぜんぜん程々じゃなく暮らす様をご紹介いたします。

BESSのスタッフに求めたかったこと(その2)

なんか最近ずっと文句ばっかり言ってますが、たとえネタでもそんなの続けてるとだんだんホントに腹が立ってきたりします。書いたことで考えもまとまってきましたし、言いたいこともクリアになってきたので、とりあえず文句シリーズは今回で終了です。ほかに書くことも溜まってきましたしね。

 

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前回はBESS東葛のスタッフについてイロイロ書いてみましたが、まあ、まとめてしまえばプロ意識が足りない人たちと家造りをするのは本当にストレスフルだったということにつきます。

 

これがホンモノの詐欺師みたいな人たちだったら、つまり詐欺ってる自覚があるだけに最後の瞬間までは気持ちよくさせてくれて、オマケにコトが発覚した後はこちらも思う存分キレられます。

 

が、こういったただ単にプロ意識がないという人が相手の場合は、これっぽっちも悪気がないために、こちらとしても子供相手に本気で怒るのは大人げないみたいな気持ちになってしまい、つまり一緒に作業をしているあいだ、ずっと地味にHPを削り続けられるわけで、むしろモヤモヤいたします。

 

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いやね、何度も繰り返しになるのですが、住んでみてとっても快適だし、ミスは多いけど欠陥住宅でもなんでもないし、本当にスタッフがアレという以外にはほとんど不満がありません。

 

これはつまり、BESSというブランドにおいて、スタッフがアレでも最低限の品質を確保できるシステムが確立されているといういい例だと思うので、いや、ひょっとしてもっとアレなスタッフというのもいるのかもしれませんが、そのこと自体はオーナーというかユーザーというか施主にとっては間違いなく歓迎すべきことがらでしょう。

 

だからこそ、繰り返しになりますがだからこそ、スタッフの質というのがとっても残念に感じてしまうわけです。

 

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程々の家に限らず、ワンダーデバイスでもログでも同じだと思いますが、展示場に行って「いいなぁ」と思った人であれば、実際に建ててみて心の底から後悔するようなことはないと言えるだけの品質と味。そしてなにより展示場のと同じものが建つという安心感がBESSの家にはあると思います。

 

これは「住むより楽しむ」というポリシーを全面に打ち出しているBESSのイメージ戦略と、その戦略をキチンと商品に落とし込んでいる建築家さんの基本設計の優秀さが相まってのものだというのは間違いないことでしょう。

 

でもね、そのポリシーが実際に施主と向き合う販売会社のスタッフに浸透しているかというと、私はそんなことないと思います。

 

少なくとも、私が関わったBESS東葛さん(と今山住建さん)のスタッフは、「住むより楽しむ」というポリシーを、そういったロハスっぽい価値観でアタマがお花畑になってる施主をいいように丸め込む方便として捉えているようにしか見えませんでした。

 

モノはいいのに、ただの建売住宅を売るみたいに考えて、施主の希望より自分たちの仕事を減らすことを優先して、そのモノの良さを更に引き出そうという努力をはじめから放棄している。

 

コンセプトは素晴らしいのに、単に雑な仕事やミスをを糊塗するために、それを「味」という単語にすり替えて、納得しない施主に対して「分かってないなあ」という態度を見せてしまう。

 

本来持っているはずの魅力を、実際に扱う人がそれらを台無しにしてしまっている、こんな悲しいことがあるでしょうか?

 

これはもちろん私たちの程々の家を担当したスタッフが、たまたまハズレだったという可能性もございます。事実、他のブログを見てみると、特に文句も問題もなく「建ちました!」とご報告されてるオーナーさんもいらっしゃいますし。

 

事実、私たちも実際に生活を始めてみると、ほぼほぼ「まあ、いいか」という気持ちになってきつつあります。しょせんそんなやり取りは過去のことだし、しかも思い出したくないタイプの記憶だし、住んでみりゃ家は快適だしってなわけで、いいじゃないの今がよけりゃという気がすごくすごくしております。

 


いいじゃないの幸せならば / 佐良 直美

 

にもかかわらず、こんな話題を蒸し返してネチネチ書いちゃってるのは、つまり私がとってもネチネチした性格であるというのはともかく、こんなブログを読んでいただいていて、これからBESSの家を建てようかどうしようか迷ってる方に、まあ1オーナーの正直な意見として、ありのままを伝えたいなあ、などと思っているのもあります。いい人。オレ超いい人。

 

てなわけで、長々とくらーい文章にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。次からはこんな記事なかったかのごとく、元の路線に戻ります。

 

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次回「程々のエクステリア(構想編・その1)」につづく

BESSのスタッフに求めたかったこと(その1)

前回さんざんっぱら文句を書き散らかしたうえ、クレームは私までなどと書いたところ、驚いたことに何件かのお問い合わせを頂戴いたしました。たいへんありがたいことでございます。

 

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いくつかいただいたご質問、スタッフの実情をもっと知りたいとか、私が何を求めているかをちゃんと伝えたほうがよかったのではとか、思った以上に私たちのコトを考えていただいた内容でございました。

 

で、それらの質問を並べてみて、ソコに共通することがひとつ。それは、私が結局スタッフに何を求めていたのかというコトを明らかにすれば、自ずと解消する質問が多いのではないか、と。

 

と、いきなりそんなことを言われても、まだ私自身アタマの中が整理されていないので、例によってズラズラ書きながら考えていくことにいたしましょう。書くのに時間かかるんだよな、この方法だと。

 

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前回も使った上の図を見ながら、いったいなぜ設計、営業、現場監督という、建築会社側のスタッフが揃いも揃ってレベルが低いと感じたのかをもう一度考えてみました。

 

で、見えてきた最大のポイントがプロ意識の欠如という点につきるかと思います。コレだけだと意味が分かりづらいので、設計さん、営業さん、現場監督さんの3者で、私の中でプロ意識ないやんけと思った代表的な場面をそれぞれ挙げてみることにいたしましょう。

 

【設計さんの場合】

私たちの程々の家は、カウンタータイプの洗面台を採用いたしました。収納力だけで言えばユニットになっている洗面化粧台が一番なのは分かりきっていて、オマケに収納が少なそうな間取りにも関わらずただの一枚板にしたのは、足元をスッキリさせたかったからでした。

 

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カウンタータイプにすることで開放感や閉塞感をちょっとでも減らしたかったのと、あとはなにより掃除がラクというとてつもない恩恵があると信じて疑わなかったため、ただ単に足元オープンにするだけでなく、壁給排水にするというのも最初から決定していた事項でございます。

 

が、実際には上の写真のように、ものの見事に床給排水となってしまい、この点は今でも残念無念なわけですが、そうなるコトが判明した時の設計さんとのやりとりをリアリティを排して見てみましょう。

 

設「床給排水にしかできません」

私「どして?」

設「外壁から直接給排水できないです」

私「どして?」

設「普通はそうですから(真顔)

 

えーと、この部分。実は建築当初からなぜか床に穴が開けられているのを発見し、コレ間違ってるんで直してくださいとお願いしていた部分になります。でも、それに対して返事もなにもなく、いざ取り付けという段階になってのこのやり取りなわけで。

 

今さら基礎切って外壁の中に水道管通させるとか面倒くさいし、何より納期がすでにギリギリだったしで、特に追求せずに平たく言うとあきらめたわけですが、常識的に考えて、配管して穴を開けた水道屋さんがなにも見ずにテキトーに作業するはずもなく、つまり図面では最初から床排水になってたと考えるのがフツーかと。

 

もちろんミスは誰にでもあるわけですし、その発覚が遅れてしまってリカバリーできないってことだってもちろんあるわけです。とはいえ、ミスした状態を「普通はそうですから」のヒトコトで納得させようというのは、ちょっと虫がいい話なのではないかなあ、と。

 

ていうか、普通はそうですからっていうなら、こんなこまっしゃくれた家なんて建てようとしないで、フツーの家だけ作ってりゃいいじゃん。ふん。

 

【営業さんの場合】

先日の入居前のWEB内覧会でご覧いただいたように、私たちの程々の家ではキッチン横の壁をタイル仕上げにしております。

 

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ここは結構アタマを悩ませて、というか気に入ったタイルがなかったためにいくつかショールームをうろついて決めたもの。というわけで、それなりの思い入れがあったワケですが、完成してみたらちょっとビックリすることになっておりました。

 

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私「あのうすんませんコンセントが多いんですけど」

営「?」

私「なんで壁とタイルのトコにダブってるんすか?」

営「?」

私「タイルのトコはコンセントいらないんですけど」

営「?」

私「図面にも1ヶ所ってなってるんですけど」

営「あー、間違えてタイルのトコにもつけちゃったみたいですね(微笑)」

私「えーと」

営「あ、ご安心ください(微笑)」

私「(おお、直してくれるんだ)」

営「追加料金はいただきませんから(微笑)

 

当たり前だよwwwwwwwwwwwwww

てゆーか直せよwwwwwwwwwwwww

キッチン本体に写り込んじゃってwwwww

見た感じコンセント祭りだよwwwwww

 

ちなみに確認したところ、すでに余ったタイルを処分しており、つまり直すにはタイルを箱買いしなくてはならず、つまりおカネがかかり、というわけで職人さんの工賃を浮かすためにあの現場監督さんが自分で直すとか言い出しかねない空気になり、むしろコンセントがさらに増えちゃったりしても困るので、つまり現状すっかりこのままで入居しております。

 

ちなみに、この話の最中も営業さんは若干困ったような表情をしつつ、微笑を絶やすことはありませんでした。って、ある意味プロ意識のカタマリな気がしてきました。

 

【現場監督さんの場合】

この方の場合はすでに何度もネタにしているため、ちょっとやそっとじゃもう皆様驚かれないかと思います。

 

が、これまでご紹介したエピソードは、どちらかというと「うっかり」とか「ぼんやり」とか「ウスノロ」という範疇のお話でして、てなわけでココでは私が考えるプロ意識が足りないということになるとちょっと別のお話になるかと思います。

 

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てなわけで、3月28日の引渡しの日、その前の施主検査で向きがおかしかった謎スペースのダウンライトが直っていなかったのを指摘した際のやり取りを見てみましょう。

 

私「まだコレ曲がってるんですけど」

監「そうですか?」

私「ていうか前回から何も変わってないwww」

監「そうですか?」

私「だって角度指定したマスキングテープがそのままだもん」

監「あ」

私「これ電気屋さんが入ったんですか?」

監「私がやりました」

私「何を?

監「私がやります」

私「いやもう僕が直します」

監「そうですか」

 

上の会話で私がどこにプロ意識の欠如を感じたかというと、ライトの向きが曲がっているのに気づかないうっかりさでもなければ、角度指定のテープも見ずに作業をしたと言い張るボンヤリさでもなく、作業自体してないことをさらりと認めてしまうウスノロさでもありません。

 

なんというか、仮にもプロだったらですよ。自分のやらかしたミスについて、客が目の前で「自分が直します」とか言い出したら、ポーズだけでも「いやこちらのミスなんで」くらい言ったほうがいいと私は思ってしまうんですが、どんなもんですかね?

 

うーん、予想はしてましたが、なんか小姑みたいになってきたので、ちょっとブレイク。

 

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次回「BESSのスタッフに求めたかったこと(その2)」につづく

 

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程々の家の理想と現実(建築編・その2)

えーと、まずいきなり言い訳なのですが、本日の記事は建売オーナーの方にとっては不愉快な内容を含んでいるかと思います。ので、お怒りになられた場合は他のSNS等で炎上させる前に、まず私に直接クレームをいただければ幸いです。誠心誠意謝ります。

 

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前回の記事で、 契約したBESS東葛さんと、その下請けの今山住建さんの関係やなんかを説明いたしましたが、主に不満だった部分について、文句を言うだけじゃなくてちょっと理由を考えてみましょう。

 

不満だった部分がそもそも何だったのかということをつらつら考えてみて、その不満は大きく分けて2種類に分かれることに気がつきました。

 

① こちらの希望に対しての提案力や対応力が低い

② スタッフの質のバラツキが大きい

 

まずは②から考えてみますと、今回の建築で言えば大工さんや基礎屋さんについてはレベルが結構高かったのに対して、その他の業者さんは平均からちょっと下。でもって、何度かご紹介している現場監督や、①にも関係してくる設計士さんなんかは、残念ながらプロ意識も技術も低いと言わざるを得ない感じです。

 

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むう、こうして見ると基本的に外注のスタッフはマトモだけど、内部のスタッフは今ひとつという傾向にある気がいたします。なんでだろ。

 

というわけでちょっと調べてみたところ、この今山住建さんという会社。基本的には建売のお仕事をメインにされていて、BESSの建築を請負うようになったのはここ2〜3年の模様。求人サイトに新規事業につき人材募集とか書かれていたのでまあ間違いないでしょう(やめーや)。

 

そういった事情から考えると、おそらく建売をメインにしてたスタッフと新規のスタッフが中心のため、施主からのしちめんどくさいリクエストや、第三者から見たらどうでもいいような細かい品質といった、注文住宅だからこそ出てくる事柄への対応ノウハウが、内部のスタッフに致命的に足りていないのではないか、と。

 

まあ、足りてないもんはしょうがないよなあ、誰もそんなめんどくさい施主を相手にした経験がないんだし、そもそも「企画住宅なんて建売みたいなもんだろ」って考えで請負ってるんだろうし、でも大工さんは手配できる中でもエース級を投入してくれたんだからそれだけでも感謝しなきゃ。って、たぶんエース級じゃないと作れないだけなんだろうけど。

 

などと優しい私は思ってしまうのですが、当然のことながらそうは言ってられないBESSならではの事情がございます。それは意匠権

 

BESSは建物そのものを意匠登録しているため、そっくりなものを建てると裁判というスタンスを取っています。

 

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実際、建物の意匠というのはたいへんビミョーなものなので、仮に程々の家のそっくりさんを建てて裁判をおこされたトコロで、十中八九負けることはありませんし、そもそも訴えられるのはその設計を請け負った工務店になるので施主の懐はいっさい痛みません。

 

というわけで、仁義というものを考えなければ、建売メインの工務店に一括下請けに出すなんていうあやしい契約形態をとるようなフランチャイズではなく、見た目をほぼおなじにしてくれて、設計も融通がきいて、仕事も丁寧で白いカーペットの上ではちゃんと養生してくれる現場監督のいる(根に持ってる)会社にお願いすればいいだけの話であります。

 

ぶっちゃけ、私たちもその方向性についてけっこうマジメに検討したこともありました。が、ひとつはやっぱり納期の問題で。そしてもうひとつは、ニセモノを建ててしまえば、この程々の家の基本設計を行った建築士さんにあまりにも失礼という考えで、キチンとBESSさんにお願いしようという結論に達したわけであります。

 

あ、ちなみに、個人的にはその手のパクリがどちらかというと大嫌いな部類に入るので、BESSというかアールシーコアの「建物といえども意匠権を守ろう」といった姿勢は評価されるべきだと思います。本題とは関係ないけど。

 

そういう考えの上で、結局なにが言いたいかというと、言葉は厳しくなりますが、意匠権だの裁判だの言うくらいだったら、それに見合ったスタッフを用意しろ、と。

 

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仁義だなんだと言いましたが、つまりこちらはある意味仕方なくBESSさんに建築をお願いしているわけであります。だって、ホンモノの程々の家を建てるにはそうするしかないんだもん。

 

たとえば、ですよ。

 

こちらがその仕事ぶりを見込んで是非にとお願いした工務店さんに、納期を伸ばされたり、雑な仕事や対応をされたのであれば、それは単純に頼んだ私たちの見る目がなかったということである意味納得できます。

 

ただ、おそらくほとんど全てのBESSの家の場合、こちらが見込むのは仕事ぶりではなくあくまで建築そのもの。窓口となる営業会社や仕事をしてくれる工務店を選ぶ自由はございません。

 

だからこそ、そのオマケのようにひっついてきた営業会社や工務店に、無闇に納期を伸ばされたり、雑な仕事や対応をされてしまうと、こちらとしては気持ちのやり場がなくなってしまうわけで。

 

私「ワシなんか間違ったこと言うてる?」

妻「もうちょっとホンネでいってみんしゃい」

私「うーん」

妻「……」

私「うーん」

妻「……」

私「僕の程々の家にさわるな!

妻「キモッ(小声)」

 

なんかいろいろズラズラ書いてまいりましたが、どれもこれも、実際に建った程々の家が意外や意外、とっても満足だからこそ強く思ってしまう事柄だったりします。

 

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だからこそ、最上級のヒドい言葉を選ばせてもらうと、この素晴らしいコンセプトの建物を、あんな下らない連中に手がけてほしくない。そう強く思ってしまうわけであります。

 

あー、またなんか悲しい話になってしまった。まあ、月末だし、週末だし、疲れてるからしょうがないよね、うん。

 

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次回「BESSのスタッフに求めたかったこと(その1)」につづく

 

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程々の家の理想と現実(建築編・その1)

他人のトラブルが大好きという熱狂的な読者層に支えられ、この手の話題になった途端にアクセス数がウハウハになり、我が身を削って本当によかったと夜な夜な妻と子の肩を抱いてこの国の未来を憂いている日々であります。というのは嘘で、今日も元気に更新します。

 

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さて、前回までは工期についての理想と現実について書き散らかしてまいりましたが、今回は建築について感じたことなんかを。あ、ここでいう建築というのは建物そのもののほか、仕上げだったり収まりだったりといった部分も含みます。

 

【建築】

理想:程々してる

現実:まあ程々してる

 

前回の工期と違って数字が出てくるものではないため、極めてふんわりした表現になってしまいますが、なんと言えばいいのか、つまり大まかに言って満足しているというのが感想であります。考えられる理由としては2つ。

 

① 程々の家の基本設計が優れている

② 大工さん(と基礎屋さん)が当たりだった

 

この程々の家、以前の記事でもご紹介したとおり、企画住宅という範疇に含まれる(はず)建物で、基本となる骨組み部分には共通した設計図がございます。まあ、言い換えればその設計図を崩さない範囲でしかカスタマイズできないわけですが、そんなのは承知の上なので、その点についてはこれっぽっちも文句はございません。

 

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大体においてこの手の工業製品というのは、素人が口を出せば出すほど構造的にはロクでもなくなっていくのがよくあるパターンなのですが、つまりこの程々の家の場合はそういったことができません。なので、作りやすく無理のない構造が、私たち一家3人んの程々の家においても守られていると言っていいような気がします。

 

それは基礎屋さんや大工さんからちょろっと聞いた話からも伺えまして、BESS東葛から寄越された施工マニュアルはペラペラだし、内装の仕上げは確かにめんどくさいけど、建物自体はとってもシンプルとのこと。

 

その言葉通り、施工中にいろいろ見てみても、とりあえず基礎と大工仕事に関してはミスらしいミスもみつからず、それどころかとってもキレイに作られていて、実際に住んでみても不具合らしい不具合もなく、とっても快適に生活できております。サンキュー大工さん。

 

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それじゃあなんで理想と現実でちょっと現実が落ちるような表現になっていたかといいますと、そもそもの図面を作成する設計と、その設計を実現するための施工管理になかなかの不満があるからということになります。

 

設計については、これまでの記事でも何度かご紹介いたしましたとおり、こちらからの希望や提案に対して、BESS東葛さんからはこんな感じの対応をされることが大変多かった印象です。

 

① 無理って言われる

② 理由を聞くとBESS本部がって言いだす

③ 本部に聞いてみてって言うとしぶしぶ図面を起こしてくれる

④ でもその図面が思ってるのと違う

⑤ 思ってる通りの図面が出たと思ったら実際には作れなかったりする

 

えー、まず①②③は論外。でもって、まあ④は残念ながらよくある話といえばよくある話なので仕方ないとして、⑤はプロとしてどーなのよという気が強く強くいたします。

 

で、文句を言っててもしょうがないので、なんでそんなコトになってしまうのかという点をちょっと考えてみました。

 

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上の図は今回私たち一家3人の程々の家を建ててくれた方々の相関図。アールシーコアはほとんど関係ないとして、実際に契約をしたのは千葉県エリアを担当するBESS東葛展示場を運営する、BESSーZEROという会社でございました。

 

とはいえ、この会社は基本的に営業のみを行う会社のようでして、実際の設計や施工については、私たちの場合は今山住建さんという会社が行っておりました。つまり、建築部分についてはまるっと下請けに出してるってことですね。

 

あ、ちなみにコレは一括下請けといって建設業法で禁止されている行為なのですが、何にでも例外規定というものがありまして、事前に発注者(つまり施主さん)に書面でその旨を伝え、承諾を得た場合には問題なしとされております。私たちの場合にはBESSーZEROさんと交わした契約書にその旨が記載されていたのでセーフ。

 

ueda-kensetsugyou.com

 

そういうふうに書くと、じゃあ打ち合わせとかはどうなってんのなどと疑問に思われるかもしれませんが、契約後のプランニングなんかは全部下請けの今山住建さんのスタッフと直接やり取りすることになりまして、でもってそのスタッフさん方もBESS東葛って書いた名刺を渡してくるので、施主さんは良くも悪くもその辺の事情を気にする必要がありません。

 

で、この話の流れだと、つまり不満があるのは今山住建さんということになってしまいますが、まあぶっちゃけその通りでもあり、そうでもなかったりもするので、次回に続きます(おい)。

 

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次回「程々の家の理想と現実(建築編・その2)」につづく

 

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程々の家の理想と現実(工期編・その2)

なんというか、前回マジメにとか前置きして書き始めたらやっぱり脱線して、よくよく読み返したら脱線どころか下ネタに走っていることに気づき、自らのダメさ加減に驚愕しております。というわけで、なんかいろいろブーブー言ってますが、引き続き努めて明るくお届けしていきたいと思います。

 

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予定より半年遅れてようやく引越せた私たち一家の程々の家。なんでやねんと原因を究明していったところ、BESS東葛さんが役所に書類を出すのが遅かったという極めて単純な理由が判明いたしました。

 

私「しょうもないですなあ」

妻「でもちょっと待って」

私「?」

妻「書類提出に4ヶ月かかったわけやろ?」

私「はい

妻「でも結局許可は9月中旬には出とるやっか」

私「はい」

妻「そしたらこのメールおかしくない?

 

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私「えーとつまり」

妻「この時の予定だと、7月に許可が出て8月に基礎着工ってなっとるやろ?」

私「たしかに」

妻「でも実際は9月中旬に許可が出て基礎に着工したのが」

私「11月中旬ですなあ」

妻「遅っ!

私「ちなみに上棟したのが12月中旬で完成が3月下旬となっております」

妻「遅っ!!

 

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上の表は、当初の予定から遅れた日数を、工程別にだいたい表してみたもの。なるほど、こうやってきっかり24週間、つまり6ヶ月遅れたということですね。

 

で、百歩譲って開発許可が遅れたっていうのは不慣れということで分からなくもありませんが、残りの工程までどんどん伸びてったというのはこれまた不可思議な話であります。というか、上流の工程が遅れたら、下流の工程で取り戻そうとするもんじゃないのというごく当たり前の疑問が。

 

というわけで、建築業界に詳しいとあるお方に伺ってみました。またの名を友人とも言います。

 

友「あるあるwwwwww」

私「困ります」

友「ポイントは黄色いトコだね」

私「上のグラフの?」

友「そこって何やってるかわかる?」

私「順番待ち」

友「ブー」

私「ぐぬぬ」

友「段取りだね

私「あ」

友「資材手配したり職人さん手配したり」

私「おお」

友「あと上のメールにキットって書いてあるでしょ?」

私「はい」

友「コレ建物の主要パーツのことなんだけど、発注から到着まで3ヶ月くらい

私「ほう」

友「だからフツーは工程組んだら先に頼んどく」

私「ほほう」

友「許可下りたのは?」

私「9月中旬」

友「キットが届いて上棟したのは?」

私「12月中旬……あっ!

友「先に頼まないとそうなる」

私「ヒェ〜ッwwwwwwwwwwwwwwwww」

 

お仕事はなんでも先読みが大切ですが、つまり今回の建築については、たいへん律儀に順番こでお仕事を進めていった結果、あらゆる部分で待ちが多くなってしまったのではないかという推察。ずいぶんと的確な指摘をしてくるじゃないか、友よ。ただのバカだと思ってたのに。

 

友「あと建築工事ね」

私「はい」

友「大工さん何人だった?」

私「1人」

友「最初の予定はコレ2人体制でやるつもりだったね」

私「マジで!」

友「だってこんなめんどくさい建物、1人で2ヶ月で終わるわけないじゃんw」

私「確かに大工さんめんどくさいって言ってた!

友「そらそうよ」

私「オマケにやりたがる人がいないって言ってた!

友「事前の段取りがガバガバだから人集めらんなかったんだろね」

私「ファーwwwwwwwwwww」

 

段取り八分に仕事二分ということわざが今ほど身にしみることもありませんが、とにもかくにも段取りをミスったぶん、素直に工期が延び伸びになって、見事完成に至ったわけであります。なんとまあありがたい。

 

私「ていうか、誰が段取りしてるの?」

友「フツーは現場監督」

私「現場監督ってコレ?」

 

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友「スゴいなこの写真wwwwwww」

私「このお兄ちゃんが現場監督って自称してたけど」

友「オレこんな作業してるトコ写真に撮られたら土下座して消してもらう

私「このお兄ちゃんが段取り悪いせいで遅れたんか?」

友「まあ開発許可申請は家屋調査士さんがやってるだろうし」

私「くそう、趣味の悪いNV350なんか乗りやがって!」

友「キットの発注は設計のほうがやるだろうし」

私「くそう、野球の下手な筒香みたいな顔しやがって!」

友「この監督は資材とか職人の手配がメインだろうね」

私「くそう、壊れたAIみたいな受け答えばっかしやがって!」

友「聞いてくれてる?」

 

と、まあ、ここではネタとして野球が下手な筒香みたいな見た目で、壊れたAIみたいな中身の、趣味の悪いNV350に乗ってる監督さんを悪し様に罵っておりますが、話をぐーんと元に戻して、一体なにに腹を立ててるのかというと、そういった経緯を一切知らされないまま、ズルズルと引渡しの日が伸びていったことだったりします。

 

いや、腹を立ててるというより、悲しいと言ったほうが適切かもしれません。

 

一般的な注文住宅と比べれば、そりゃこの程々の家はどちらかと言うと建売に近い作りでして、基本は全部おまかせで施主は完成するのを待ってればいい話、というのは理屈としては分かります。

 

それを承知の上で思うのですが、全期間を通してBESS東葛さんから感じたのは「どうせ相手は素人なんだから黙っときゃわかんないだろ」というスタンス。「黙っときゃわかんない」の部分は「説明なんかしたってどうせわかんないだろ」に置き換えてもいいかもしれません。

 

あー、なんか文字にするとすっごい強い表現になっちゃいますが、もちろんこんなコト直接言われたわけでもなければ、冗談めかしてそういう風に言ってみても「そんなことないですよ〜(笑)」と返していただける程度の良識はございました。

 

でもね、やっぱりそういうのって分かっちゃうと思うのですよ。なんていうか、あの、小学生の時とかによく直面する「子供は黙ってなさい」っていう大人の態度と、そう感じた時の疎外感。それに近い感じ。

 

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とはいえ、こちとら悲しいことにもういい大人でして、残念ながらそう簡単に言いくるめられるほど人が好くもないわけで、でもそういう人たちに真正面から怒ってみても何も変わらないというコトも学んでるわけで。

 

というわけで、工期をいつのまにか伸ばされたり、そのために必要な書類を勝手に用意されたり、でもって最後に帳尻を合わせるために雑な仕事をされたりしても、腹が立つというより、ただただ悲しいというか虚しいというか、そんな気持ちになってしまうのであります。

 

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努めて明るくとか言ったクセにものすごーく鬱々とした記事になってしまいましたが、私はお酒一滴も飲めないのでご安心ください。差し入れは甘いものでお願いします。繰り返します。差し入れは甘いものでお願いします。

 

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次回「程々の家の理想と現実(建築編・その1)」につづく

 

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程々の家の理想と現実(工期編・その1)

施主検査というか引渡しの時に大変残念な思いをした私たち一家3人の程々の家。ずっとモヤモヤしていたのですが、やっぱり文章にするとそれなりに考えもまとまりますし、私の精神衛生的にもいい効果を与えてくれるようです。ふう。

 

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全3回でお伝えした施主検査の様子。サムネールを見返すとサラリーマン珍太郎、ホームラン8本打たれた番長、仁義なき戦いの菅原文太と、私の心情を如実に表していて大変興味深かったりします。

 

で、今回はちょっとマジメに、一体全体何が気に食わないかということを考えてみます。画像少なめ文章多めですがご容赦を。

 

一般的に、気に食わないということは理想と現実に何らかの差が生まれているからと考えられます。出てきたハンバーガーが写真より小さかったり、届いたクルマが写真よりボロかったり、やってきたお姉さんが写真と全然違ったり。

 

妻「(#^ω^)

私「ひえー!」

 

というわけで、今回の家造りで、いったい何が気に食わなかったのか、理想と現実というトコロで考えてみましょう。

 

【工期】

理想:9月ごろ引越し(契約から6ヶ月)

現実:翌年4月中旬引越し(契約から13ヶ月)

 

コレはたいへんたいへん不満であります。何度か書いているように、今回家を建てるにあたって、なるべく早く引越したいという希望を持っておりました。理想は上に書いたように6ヶ月。とはいえ、買った土地が市街化調整区域ということもあって、プラス2ヶ月の11月までは譲歩いたしました。

 

いやあ、まさかそこからもう半年掛かるとは。というのが、今の正直な感想でございます。ははは。

 

いやね、こちらも子供じゃないので、何が何でも約束守れというつもりは毛頭ございませんで、何かの事情があって遅れてしまうのは仕方ないと思うのですよ。ていうか、私もよく遅刻しそうになって今向かってますとか言ってるし(おい)。

 

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ただ、何の説明もなくさらっと半年遅れるのはなんかもうスゴいとしか言いようがないというか、せめてなんか「協議の上納期を変更しました」的なアリバイくらい残しとけよというか、あと完成保証の期間延長するのくらい同意するからお願いだから勝手にハンコ買ってきて私たち名義の書類作るのやめてというか、ツッコミどころが多すぎて疲れました、はい。

 

妻「まだ言いたいことがあるばい!」

私「はいなんでしょう」

妻「遅れた理由聞いたら『役所の開発許可が遅れたから』て言うてたやっか」

私「あれホントに遅かったんじゃないの?」

妻「調べました

私「ヒェ〜ッwwwwwwwwwwww」

妻「その結果」

私「はい」

妻「申請出すのが遅かっただけばい」

私「マジで!?」

 

えー、私たちがBESS東葛さんと契約したのが去年の3月。でもって、そこから建築許可が出たのが9月上旬。さすが市街化調整区域、許可が出るのに半年もかかるのかなどと考えておりましたが、なんか妻によるとそうじゃない、と。

 

妻「市街化調整区域だと、建築確認申請の前に開発の許可を取る必要があるとね」

私「ほう」

妻「その開発許可申請にも事前協議ってのがあって」

私「ほほう」

妻「事前に仮の図面やら何やらを見て、問題ありそうなところを潰して」

私「ほほほう」

妻「で、実際の申請をスムーズにするための仕組みなんよ」

私「なぜそんな面倒な」

妻「窓口はだけど実際に開発許可出すのはだから」

私「ほう」

妻「県に書類上げて突っ返されるとそれだけで1ヶ月無駄になるやっか」

私「なぜそんなにw」

妻「開発許可を出すための会議が月1回だから」

私「マジでwwww」

 

ということで、できるかぎりタイムラグをなくすために事前協議という仕組みを作っていて、というわけで図面とかが固まりきる前にとりあえず持ってきてNGポイントを把握してほしい、という流れのようであります。

 

ところが今回BESS東葛さんは、事前協議では見もしないような家の細かい仕様が全部決まるまで申請を出さず、でもってソレとは関係ない排水計画でNGを出されていたとのこと。ううむ。

 

結局5月末に出した事前申請に回答が来たのが7月上旬。でもって、その回答をもとに申請内容を修正して、正式な開発許可申請を出したのが7月下旬。でもって、8月上旬と意外とすぐに開発許可が下りております。

 

私「てことは開発申請で役所の手続きに掛かった時間って」

妻「実質1ヶ月半やね」

私「役所いけるやん!」

妻「まあ、まだそこから建築確認申請があるけど」

私「フツーここからはじまるやつですね」

妻「コレは9月上旬に出されてて」

私「ガッツリ夏休み取ってて草wwwwwwww」

妻「1週間後には確認下りとるばい」

私「役所いけるやん!!!!」

 

というわけでまとめますと、通常3ヶ月ほどかかるとされている市街化調整区域の開発許可申請。私たちの場合は実質2ヶ月弱と、むしろたいへんスムーズに許可が下りている案件ということがわかりました。

 

私「えと、じゃあ、3月中旬に契約して9月中旬に許可が下りてるわけだから」

妻「ちょうど6ヶ月

私「そのうち役所にあったのが2ヶ月で」

妻「BESS東葛さんにあったのが4ヶ月

 

まあ、なんというか、そりゃまあひょっとして市街化調整区域に家建てることなんてそんなないのかもしれませんけど(そりゃそうだ)、だったらだったで最初から「不慣れなんでお時間いただくかもしれません」くらい言ってもらったほうが、こちらとしては心の準備ができるわけで。

 

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でもって、あまつさえそれを他人のせいにするのは感心できないなあ、などと小学生並みの感想を抱くわけでございます。つか、他人ていうか公務員のせいにしちゃったから、同じく公務員であるところの妻から余計な怒りを買い、公務員ネットワークでイロイロと調べ上げられちゃって、提出した書類のハンコも筆跡も違うとかまでバレちゃうし。ていうか公務員こわい。

 

私「納税者としてひとこと言いたい」

妻「なんね」

私「市役所の個人情報の管理はどうなっているのだね!」

妻「私の名前で申請出しとるしなんの問題もなかろうもん」

私「そうですねwwwwww」

妻「ムフー」

私「ん、でも建築確認が下りたのって9月の中旬だよね?」

妻「そう」

私「地鎮祭いつだったっけ?」

妻「11月上旬

私「どゆことーwwwwww」

 

写真もろくすっぽないまま長くなったので、ふたたび連載化となりました。楽しくないお話ではございますが、よろしくお付き合いのほど、平にお願い申し上げます。

 

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次回「程々の家の理想と現実(工期編・その2)」につづく

 

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施主検査で悲しい思いをする話(その3)

何だかよくわかりませんが、この施主検査のお話になったとたんアクセス数がすごいことになり、いかに皆様他人の不幸が大好きかということを痛感しております。ちくしょう。というのは嘘で、やる気もひとしおでございます。

 

というわけで、本日もハイエナのような、もとい、新築に向けて夢と希望の炎を燃やし続けている読者の皆様のために、我が身を削ってネタを提供いたします。息子よ、これが父の生き様だ!

 

妻「0歳児にアホなこと言わんで」

私「ごめんなさい」

 

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そんなこんなで施主検査の帰り道。とりあえず美味しいものを食べ、人間らしい心を取り戻したところで、今後の予定を考えることに。

 

① BESS東葛に殴り込む

② 銀行に行って土下座する

③ 小人さんを雇って家を完成させる

 

妻「これは考えるまでもなかばい」

私「というと」

妻「①やね!

子「たいたいたいやーい!

 

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私「こらこら」

妻「言ってわからないなら身体で分からせてやらんば

子「たたいやたいたーい!

私「えーと」

 

どうやら人間らしい心を取り戻したのは私だけだったようなので、説得に説得を重ねてとりあえず銀行へ。すんませんおうち出来てませんでしたー。

 

銀「知ってたwwwwwwwww」

私「ですよねーwwwwwwww」

銀「とりあえず28日まで伸ばしといた」

妻「それ間に合わなかったらどがんすっとですか?」

銀「耳揃えて返して

私「血も涙もないwwwwwww」

 

先日の家屋調査士さんによる写真がどれもこれも工事中だったため、当然のことながら登記ができず、本来だったらつなぎ融資分を一括返済しないといけないようなのですが、どうやら社内でイロイロやりくりをしていただき、なんとか28日に引渡しが完了すれば大丈夫なようにしてくれたとのこと。

 

というわけで、残り5日でなんとかするようBESS東葛さんに釘をさし、でもってあっという間に問題の3月28日。ドキドキしながら現場に向かいます。あれなにこのデジャヴ

 

私「こんちわー」

監「どもです」

私「直ってますかー?」

監「いちおう(ドヤ顔)

私「なにそれwwwwwwww」

 

自信満々に自信なさげな発言をされてしまい、こちらとしては混乱の極みなのですが、めぼしいところを見て回ります。まずは外から。

 

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私「えーと、この外壁のキズのところは」

監「パテ埋めしました」

私「パテ見えちゃってますけど」

監「パテ埋めしましたから」

私「色は?」

監「同じ茶色ですから」

 

まあ、アレだ。色なんてのは人それぞれだからな。茶色って言ったら茶色だもんな、たしかに。うん。じゃあ、次は中だ。

 

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私「えーと、この引戸の端っこが割れてたのは」

監「接着剤で補修しました」

私「ヒビが丸見えなんですが」

監「どうせまた割れますから」

私「えーと」

監「もちろん割れにくくなるように下のガイド位置を修正しました」

私「床に穴が空いちゃってますけど」

監「ガイド位置を修正しましたから」

 

まあ、アレだ。ガイドの場所をズラしたら、そりゃあ穴も開くよな。うん。でもって、ズラしたんだから塗装の跡が残っちゃうのも当たり前だよな。とはいえ、床がホコリだらけなのはさすがに引っ越すにあたってアレだな。

 

私「あとここクリーニングっていつ入るんですか?」

監「もう入りました

私「この床のゴミが目に入らぬか」

監「ゴミですね」

 

web.archive.org

 

この監督はアレか? 鳥谷か? そんじょそこらのAIじゃ考えつかないような返しだぞ。ていうか現場でほとんど見かけなかったから、全然キャラクターがつかめてなかったぞ今まで。って、そうだトイレのドアってどうなったっけ?

 

私「あとキズが入ってたトイレのドアは?」

監「今から交換します」

私「建具屋さんは?」

私「私がやります(ドヤ顔)

 

まあ、もともと建具系の職人さんだったのかもしれないし、手先が器用なのかもしれないし、あ、でも手先が器用ならもうちょっと他のとこもちゃんと直したり塗ったりするはずだけど、でもトイレのドア交換だけは得意なのかもしれないし、おまかせしてみようそうしよう。

 

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私「すいませんちょっといいですか」

監「はい」

私「ここに私が敷いた白いタイルカーペットがあります」

監「はい」

私「養生って」

監「下にビニール敷いてますよ?」

私「新品のキレイなキズひとつないドアの下にあるのは私にも分かります」

監「はい」

私「新品のキレイなキズひとつないドアの下にしかないのも分かります」

監「はい」

私「帰りますんで引渡証ください

監「はい」

私「あとカギください

監「はい」

 

と、まあ、このようにして無事に引渡しも終わり、カギも手に入れ、そのままいそいで銀行に行って最終金の決済もなんとか終わり、名実ともに私たち一家3人の程々の家がこの世に生まれ落ちたことと相成りました。ばんざーい。

 

で、ココからはちょっと真面目な話。って、書こうかと思ったけど、これまたずいぶん長くなっちゃったので、もういっぺん記事を改めさせてください。

 

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次回「程々の家の理想と現実(工期編・その1)」につづく

 

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