アンチ程々の家宣言 〜BESSの家で程々じゃないジャパネスク生活〜

BESSがプロデュースするジャパネスクハウス「程々の家」を、ぜんぜん程々じゃなく暮らす様をご紹介いたします。

休載のお知らせ(その1)

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クローバーにきのこが生える。1回休み。

 

ていうかその1ってなんだよ。

 

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次回「休載のお知らせ(その2)」につづく

陸上護衛戦(その4)

モグラ忌避剤、チューインガムに続いて、脱法ドラッグ感がハンパない煙幕花火でもダメだったモグラ退治。ていうか、モグラなんかにここまで怒りを覚える人生を送ることになるとは、まったくもって一寸先は闇であります。

 

antihodohodo.hateblo.jp

 

ていうか、なんだか文字を書くのもめんどくさいので、マンガ形式でお楽しみください。

 

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つまるところ、あんな30秒くらいで消えちゃう煙幕花火3本とかだからお話にならないわけでして、つまり必要とされているのは火力。圧倒的な火力なのであります。あとドラえもん万能すぎる。

 

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というわけで、さっそく知り合いのクルマ屋さんに押しかけ、期限切れの発炎筒をしこたま拾い集めてまいりました。何に使うのと聞かれて堂々とモグラ退治と答えられるくらいには神経が太くなりました。

 

この発炎筒、煙幕花火なんかとは違って1本あたり5分の持続時間。コイツを次から次へとモグラ穴へと押し込んでやって、巣穴をケムリと熱で燻し散らかし、モグラ共を石器時代に戻してやるのです。

 

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で、こんな感じに巣穴をオープンにいたしまして。

 

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ははは、圧倒的じゃないか我が軍はwwwwwwwwww

 

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前回の煙幕に加えてさらに炎が加わり、なんというかかなりの地獄絵図となっております。ていうか冬だと雑草に燃え広がってあぶないだろコレ。

 

都合20本ほどの発炎筒を使って作業完了。新築の家が花火みたいなニオイになるというハプニングはございましたが、3つの穴から1時間ちかく燻しつづけたので、コレで効果がなければウソであります。

 

で、とりあえず作業後1週間、私たちの敷地内に新たなモグラ塚は建設されておりません。あ、あとついでに、家もいっしょに燻したからか、クモの巣も大幅に減りました。ははは。

 

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次回「休載のお知らせ(その1)」につづく

 

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陸上護衛戦(その3)

モグラ忌避剤もチューインガムも効かず、いいように地下を這い回られはじめて早3週間。その間あちこちに作られるモグラ塚を見つけては潰し、見つけては潰しの繰り返し。もうオラこんな村やだ、おら東京さ出るだなどと言ったトコロでその両肩には計り知れない住宅ローンがのしかかっているため、そんなわけにもいきません。

 

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私「他になにか手段はないのか」

妻「斬撃ってのがあるね」

私「そんな単語口にして許されるのは中学二年生まででしょ」

妻「なんか土を掘り返してるトコ狙ってスコップを振り下ろすらしか」

私「やだこわい」

妻「風車とか?」

私「よく畑でクルクル回ってるペットボトルのやつ?」

妻「その振動が地中に伝わってモグラが逃げるらしか」

私「ただのオサレじゃなかったのですなあ」

妻「でもすぐ慣れて意味がなくなるとか」

私「そんなの紹介しないで」

妻「あとはトラップ

 

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mittunattu.net

 

私「捕まってるのを見ちゃうのかあ」

妻「山に逃がすとか手ぬるかね」

私「お、調べたらこんなのもあるぞ」

 

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www.hokuetsu.jp

 

妻「3万2000円wwwwwwwww」

私「お客様の声がヤバすぎるwwwww」

妻「他には煙幕

私「お、なんか化学兵器っぽくていいじゃんか」

妻「穴の中にケムリを充満させて殺るらしか」

私「それ行こうそれ行こう」

 

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というわけで、ホームセンターに出向いて買ってきたのがこちらの商品。煙幕花火などと書いてあり、さらには大人といっしょに遊びましょうとかバケツを用意して遊びましょうなどと、一見フツーのおもちゃ花火を装っております。

 

私「なんでモクモクって名前なのにイラストがモグラなんだ」

妻「ガンバレ!もう一歩だ!とかどういう意味なんやろか」

私「そもそもホームセンターの殺虫剤コーナーに置いてあったぞ」

妻「なんかダイレクトに書くと法律的にマズいことでもあるんやろね」

 

どことなく脱法ドラッグに似たムードを感じる商品ではありますが、とにかくコイツを巣穴の中に突っ込んでモクモクさせれば、憎きモグラどもを一網打尽にできるのであります。ははは覚悟しろこの野郎。

 

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事前に3ヶ所ほど巣穴の中でも活発に活動してるあたりに穴を掘っておいたので、そいつにこのモグモグならぬモクモクを突っ込みます。

 

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おお、シューとか言ってるぞなどと見ているうちに、隣の穴からこんな感じでケムリがモクモクと出てまいりました。中でつながってるというのは当たり前の話ではありますが、こうして見るとなかなかに感動。あと、ケムリの濃さにも感動。

 

私「これはかつてない手応え」

妻「お手軽やし見た目も派手やし」

私「さすがにコレだけやれば1ヶ月はイケるんじゃ」

妻「いやもう根絶やしばい」

 

なぜ最初から気づかなかったのかと不思議なほどカンタンで効果的な方法。モグラの仏さんを見ずに済み、オマケに見た目も派手とくれば、何も言うことはございません。で、枕を高くしてスヤスヤ寝ていた3日後。

 

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私「……」

妻「……」

 

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次回「陸上護衛戦(その4)」につづく

 

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陸上護衛戦(その2)

引越しからたった2ヶ月でモグラとの戦いを余儀なくされることになった私たち一家3人。とりあえずの手段としてホームセンターで買ってきたモグレスが何の役にも立たないため、もうちょっとマジメにいろいろ考えます。

 

antihodohodo.hateblo.jp

 

私「いろいろウェブを検索してみたのですが」

妻「いろいろ凄かね」

私「人間はモグラをあそこまで憎めるのですなあ」

妻「どんな目にあえばあがんことになるやろか」

 

ちょっと検索していただければ分かるかと思いますが、ありとあらゆるモグラ殺しの方法がウェブには溢れかえっており、オマケにそのどれもが決定打に欠けるという意味のわからなさ。この科学万能の時代にモグラ1匹確実に殺せないとは、人類の進化はいったいどういう順番になっているのでしょうか。

 

そんなしょうもない嘆き方をしていても仕方がないので、ひきつづきウェブの情報の中から出来ることをやっていきます。

 

【チューインガム】

こちらこれっぽっちも意味がわからないと思いますが、どうやらモグラはチューインガムを体内で消化することができず、そいつを食べさせればお腹が詰まって死んでしまうという情報を入手。おお、これならカンタン。

 

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さっそくクルマの中にあったリカルデントをモグラ塚を掘った中に隠します。

 

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こちらは雨水マス。どうにもモグラの侵入経路がわからず、いまいちモグラ塚ができる間隔が広いような気がしたので、ひょっとしてこの中を通ってたりするのでは的な疑念を抱くにあたり、こちらにもガムを仕掛けます。

 

このチューインガム作戦は、言ってみれば機雷を仕掛けるようなもの。前回のモグレスと違い、今回は食べに来てもらわなければ意味がありません。ので、ガムを埋めた場所には棒を刺しといて、引っかかったかどうかを確認いたします。で、翌日。

 

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私「おお、棒の横にモグラ塚ができてるでやんす」

妻「掘って掘って」

私「おお、ガムもなくなってるでやんす」

妻「よっしゃよっしゃ」

 

どうやら仕掛けたガムは無事にモグラのお腹におさまった模様。オマケに雨水マスの中には現れてないということも分かったので、あとはお腹の爆弾が効くのを待つだけ。数日は新しいモグラ塚ができるのも寛大な気持ちで許せてしまいます。で、1週間後。

 

私「……」

妻「まだ新しいのができとるばい」

私「リカルデントじゃダメだったか」

妻「なんかもうちょっと調べたらブルーベリー味のフーセンガムがいちばん効くらしか」

私「なにそのオカルトこわい」

 

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などと言いながらいそいそとフーセンの実ガムを買ってきて。

 

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続々とでき続けるモグラ塚の中に転がします。で、1週間後。

 

私「……」

妻「……」

私「効きませんなあ」

妻「ガムは全部なくなってるのに」

私「これじゃ機雷というか」

妻「単にドロボーに追い銭やったね」

 

モグレスとチューインガム両作戦を実行している2週間、庭の東側はかなりのボコボコっぷり。まさにモグラ叩きとはこのことかと実感しながらの生活で、私たちの怒りゲージもかなりのうなぎ上りっぷり。ウェブ上に満ち溢れている怨嗟の声がかなり理解できるレベルであります。

 

私「こっちが下手に出てれば調子にのりおって」

妻「態度次第では穏便に済まそうと思ってたけんが」

私「もはや殺るしかありませんな」

妻「そうですな」

私「あ」

妻「きさんこの期に及んでヘタれるとね?」

私「いや」

妻「じゃあなんね」

私「コレって共謀罪とかになるんですかね」

妻「まあモグラに対するテロ計画には間違いなかね(断言)」

 

えーと、たぶん大丈夫とは思いますが、仮に全日本モグラ党とかが政権を取った場合、この記事にイイねとか押してると後々共犯扱いされる可能性があるので、いちおう気をつけといてください。どうぞよろしく。

 

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次回「陸上護衛戦(その3)」につづく

 

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陸上護衛戦(その1)

私が一生懸命いっしょうけんめい庭を掘り返している間、なんとも不思議なことがございました。キレイにならしたはずの地面が、朝起きて見てみるとポコッとふくらんでいるのです。あれ、おかしいなあ、三角ホーでも落っことしたかなあ?

 

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私「てなことがあるわけですよ」

妻「へー」

私「あと北側のブルーパシフィックのトコにも」

妻「ふーん」

私「ほら写真もあるから」

 

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妻「見て分からんの?」

私「なにが?」

妻「これはモグラばい」

私「ファッ!?」

 

不肖わたくし、今まで38年の人生でモグラなどという生物とは一度たりとも接点を持ったことがなく、せいぜいホンダのHR−Vっていうクルマがモグラに似てるなあなどと思ったことがあるくらいで、まさか自宅の敷地内にモグラが現れるなどとは露ほども考えたことはございませんでした。

 

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私「でもなんかブルーパシフィックの根っことかに近くてイヤですなあ」

妻「このまま放っとくと庭をボコボコにされるとよ」

私「マジですか!?」

妻「マジでござる」

 

まさにこれからフカフカの緑のじゅうたんを作ろうと頑張っているトコなのに、そんな凶悪な生物が出没するのでは、まったくもって努力が報われません。というわけでさっそく「モグラ 駆除」とかいうキーワードで検索。

 

で、調べたところ、モグラは当然ながら地下に住んでおり、オマケに夜にしか地上付近には出てこず、コレといった天敵も特効薬もないとのこと。なにその潜水艦みたいな生き物。

 

潜水艦を野放しにする恐ろしさは歴史から学んでいるので、私たち一家3人の程々の家を守るためには、徹底的に奴らを殲滅せねばなりません。意味がわからないけど超ヒマという方は、こちらの本をご一読ください。

 

www.amazon.co.jp

 

というわけで、取り急ぎ検索の結果、できることから順番にやっていくことにいたします。

 

【モグラ忌避剤】

モグラは目が見えない反面ニオイにはとっても敏感で、つまり土の中にモグラが苦手とするニオイの元を埋めておけばこっちにこないという極めて単純なしくみのお薬があるとのこと。とりあえずよくわかりませんが、ホームセンターで買ってきます。

 

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妻「イラストがグロかね」

私「なんだろうこのレインボーマークは」

 

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私「振動をまんべんなく与えろって」

妻「どっちから来てるか分からんのに振動の与えようもなかばい」

私「穴に埋めると暴れだすってどんだけ凶暴なんですかね」

妻「とりあえずやってみよう」

 

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いちおうモグラが来てそうな方向に見当をつけるために穴を注意して探すと、どうやら東側のお隣さんから来てるっぽいムード。というわけで、いちばん西側の穴から夫婦2人で東側に向かってドスドス歩き、でもって敷地の境界ライン上に50cm間隔くらいで深さ30cmくらいの穴を掘り、中にモグレスのタブレットを2粒ずつ入れていきます。うーん、めんどくさい。

 

とはいえこのモグレス、古いタンスに入ってる虫よけの強力なヤツっぽい感じでかなりのニオイ。土の中のニオイをどう嗅ぎ分けてるのかは知りませんが、それなりに効果はありそうな気がいたします。でもって翌日。

 

私「あ、山みたいのが増えてない」

妻「成功ばい」

私「あっけないもんですなあ」

妻「しょせんはモグラばい」

 

でもって翌々日。

 

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私「ブルーパシフィックさんのヨコがあああああ」

妻「すぐヨコにモグレス埋めてなかった?」

私「埋めた埋めた」

妻「いかんばい」

 

とんだ役立たずぶりに怒り心頭でありますが、私たちの庭を守るためにさらにイロイロ調べます。すると、そこに出てきた情報は、想像をはるかに超える内容だったのであります。ひいいい。

 

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次回「陸上護衛戦(その2)」につづく

 

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第一次外構大戦(その3)

開戦、もとい、引渡しから1ヶ月経過した5月下旬の時点において、ツツジ、シマトネリコ、ブルーパシフィックで外郭陣地を構築した私たち一家3人の程々の家。これをもって本土防衛を旨とした第一段作戦は完了し、いよいよ攻勢に転じることとなりました。

 

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軍参謀(私)「ここで攻勢作戦についてご説明いたします」

司令官(妻)「うむ」

私「現在季節の進行により、我々固有の領土が雑草に侵食されつつあります」

妻「うむ」

私「これまで最低限の範囲を除草してまいりましたが、この範囲を大幅に拡大し」

妻「うむ」

私「我が勢力圏、もとい、登記上の土地すべての雑草を駆逐することを目的といたします」

妻「作戦内容は?」

私「これまで実験的に行っていた除草を一歩進め、根本的な対策を講じます」

妻「具体的には?」

私「除草剤や草刈りなどに頼らず、表土ごとすき取って文字通りの根絶を狙います」

妻「期間は」

私「面積が約400㎡、1回約20㎡の作業として20回、約1ヶ月を見込んでおります」

妻「よろしい、それでは参謀は前線に赴き、戦術指導に当たれ」

私「はっ」

 

このようにして発動した第二弾作戦。めんどくさいからフツーの文体に戻しますが、まあコトがそううまく運ぶわけもなく、オマケに毎日晴れてて暑いので、上手い方法を考えるという名目でなかなか取り掛からず、妻が友人の結婚式に出席するとかで実家に帰省するのをキッカケに、ようやく重い腰を上げるのであります。で、2週間後。

 

妻「ただいまー」

私「おかえりー」

妻「お、広縁の前の雑草がなくなっとるばい」

私「そうですね」

妻「って」

 

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妻「これはなんね」

私「山であります」

妻「鳥取砂丘かと思ったばい」

 

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私「全景はこのようになります」

妻「もう1個ポタジェ作れるやっか」

私「そうですね」

妻「言ってくれたらお土産買ってきたのに」

私「え?」

妻「またあのイケメンのおじいさんにもらったとやろ?」

 

antihodohodo.hateblo.jp

 

私「いや」

妻「じゃ向かいのおじいさん?」

私「いえいえ」

妻「じゃあどっからもらってきたと?」

私「いや、もらったというか」

妻「?」

 

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私「えーと、まず三角ホーで土を雑草の根っこごと掘り返します」

妻「はあ」

 

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私「掘り返した分は両側に土手みたいに盛ってって」

妻「はあ」

 

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私「で、このふるいで土手を砂利と土に分けていきます」

妻「はあ」

 

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私「ふるいに残った砂利や雑草、ゴミなんかはいったん洗車バケツにまとめて」

妻「はあ」

 

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私「で、奥に見える山まで持ってって」

妻「はあ」

 

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私「この山に捨てます」

妻「はあ」

 

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私「こうして2週間でこのくらいの面積を荒れ地から土の表面にいたしました」

妻「はあ」

 

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私「ごらんのように表土を10cmくらいすき取っているので、かなりの雑草を抑制できますが」

妻「はあ」

私「やはり最初の方に作業した場所は新しい芽がでてきているので」

妻「はあ」

私「その芽を抜きつつの作業となります」

妻「はあ」

 

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私「ちなみにこちらが現在の戦況図です」

妻「はあ」

私「で、この作業を続けていって、ある程度まで来たらふるった土をキレイに均して」

妻「はあ」

私「その上からさらに客土を被せて」

妻「はあ」

私「でもってその上にクラピアを植えます」

妻「はあ」

私「こうすれば砂利のないフカフカな土に緑のじゅうたんが」

 

私たちの土地、その昔は田んぼだったところを30年ほど前に建設残土で埋め立てた場所らしく、土には大量の砂利やら何やらが混じっております。ので、掘るのに固く、大昔のリポビタンDの破片とかも出てきてしまい、そのまま上に芝生なりクラピアなりを植えるにはちょっと抵抗が。

 

上にそのまま土を被せてしまえば問題ないワケですが、とはいえそのままではまわりの土地のほうが家より高くなってしまい、なんか家のまわりがジメジメしそう。

 

というわけで、いったん表面を全部こそげ取ってクリーニングして、砂利やらゴミやらを分離すれば土地のレベルがちょっと下がり、客土をしても元のレベルで済むどころか客度の量も少なくて済み、オマケに出た砂利で庭に素敵な築山を作れるという、一石三鳥の作戦であります。

 

妻「ちょっといい?」

私「はい」

 

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妻「つまりこの山は」

私「はい」

 

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妻「全部この小っちゃいふるいで作ったと?」

私「はい」

 

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妻「でもってこっちの山は」

私「はい」

 

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妻「全部この洗車バケツでつくったと?」

私「はい」

妻「てことはさ」

私「はい」

妻「これ全部人力なん?

 

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私「もちろんそうですよ?」

妻「おかしくない?

私「やっぱり?」

妻「うん」

私「でもやってみると2週間じゃこのくらいが限界なんですよ」

妻「いや進み方とかじゃなくてアタマが

私「えっ?」

 

言われて計算してみると、これまでの面積をだいたい10cmくらいすき取っているので、容量にして約6.6立米。土砂の比重が1〜1,5らしいので、間を取って1.25として8.25トン

 

妻「でもって、重さの1/3が砂利だったとして」

私「はあ」

妻「でもって、バケツが1杯5kgとして」

私「はあ」

妻「バケツ550杯の砂利捨て場まで往復50mだから合計27.5km

私「あー、道理で」

妻「?」

私「いや、ちょっとはずかしいんですが」

妻「どしたの?」

私「38歳にして腹筋割れたwwwwwwwwwww

妻「ていうかウエストほっそwwwwwwwwwwww」

私「ほら、脚も脚もwwwwwwwww」

妻「マジかwwwwwwwwwwwww」

私「……」

妻「……」

私「……」

妻「明日から私もやるけんね

私「えっ!?」

 

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次回「陸上護衛戦(その1)」につづく

 

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第一次外構大戦(その2)

そういえば前回からこれっぽっちも戦争っぽくないのに大袈裟なタイトルがついてて、なんだよまたタイトル詐欺かよと思われている向きもあるかと思いますが、ここまでは第二次大戦のまやかしの戦争にあたる時期でありまして、きっとこの後は派手なドンパチが発生するはずです、きっと。

 

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さてはて、帰ってきてほどなく、注文していた唐船ツツジをお届けいたしますという宅急便さんからの電話が。前回のブルーパシフィックがフツーに箱に入って届いたと聞いていたのですが、葉っぱが箱で届くってどういう意味かしらん。

 

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などと思っていたら、フツーにこんな感じで届いてビックリであります。これで17株。すでに花が満開レベルでついていて、中にはもう終わりかけのもありますが、全体的には元気な感じ。いや、素人なのでよくわかりませんが。

 

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届いてから慌ててウェブで「つつじ 植え方」などと検索し、必要そうな物資をホームセンターで調達します。買ってきたのは腐葉土50Lと鹿沼土56L。それともうひとつ、三角ホーという謎の農具もチョイスいたします。

 

なんでもツツジは酸性の土を好むらしく、でもってこの鹿沼土が酸性らしく、そいつを腐葉土と混ぜてやれば万事OKとのこと。情報の正誤の判断すらままなりませんが、ウソついても何の得もないでしょうし、もう言われるがままです。

 

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まずはとりあえず全部のツツジを箱から出してやって、ざっくりと並べてみます。なんとなく間隔を見つつ、サイズに差があるのでどう並べるのがキレイに見えるかなどと考えてみます。あ、ちなみにこのツツジは16.5cmポットに入ってます。

 

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で、こちらが建設予定地。いや、建設じゃないけど、まあ、この場所に植えます。が、しかし、工事終了後にBESS東葛さんがどっから持ってきたのか分からないテキトーな砂が撒かれていて、乾けばガチガチ降れば沼という状態になっているため、まずはある程度開墾してやらなければなりません。しんどい。

 

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ここで先ほどの三角ホーの出番です。最初はスコップ買ってきてそいつで掘り返そうと考えていたのですが、お向かいのおじいさんの言葉によるとそんなもんじゃ歯が立たないとのこと。ので、オススメのコイツで耕していきます。

 

スコップと違って柄が長く、振りかぶってザクザクイケるので、体力的にとてもラク。ヨコにも刃がついているので、土をかき寄せたりするだけでなく、雑草も根っこから刈れたりするのでたいへん便利な道具です。

 

その代わりと言ってはなんですが、土の状態は表面がガチガチの固まった砂で、その下3cmくらいにゴロゴロの砂利が混じった硬い土という、たいへん人に優しくない仕様のため完全にプラマイゼロ。マジでしんどい。

 

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それでも30分くらい掛けてこんな感じで耕しおわり、両手のマメと引き換えにようやくツツジ様をお迎えする準備が完了いたしました。しくしく。

 

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やり方はちょっと考えて、まず三角ホーで30cmくらいの穴を掘り、その中に腐葉土と鹿沼土を入れて混ぜて、でもってその中にツツジを植えるという方法に。バケツいらずでラクチンですが、コレでいいのか?

 

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すっかり陽も傾いてきたころ、ようやく17株を所定の位置に植えることができました。株と株の間隔は60cmで、前列と後列は30cmずつズラしてあります。水平儀を使ってレベルも合わせたので、いちおう揃って見えなくもありません。これでなんとなく広縁の裾を隠すことが出来るような気がしなくもなくもない。

 

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ただただ辛く、面白いことなど何もない作業ではありましたが、水を張ったばかりの田んぼ(当時)といっしょに眺めると、それはそれで悪くない眺めでして、そこはかとない満足感とともに、残った土地どうしようなどと暗い気持ちもアタマをもたげてまいります。つらい。

 

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次回「第一次外構大戦(その3)」につづく

 

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第一次外構大戦(その1)

関東は梅雨真っ盛りという感じのお天気になってまいりましたが、全国8000万のエアコンまだ取り付けてねーよどうしようという新築オーナーの皆様、いかがお過ごしでしょうか? 私たち一家3人の程々の家もご多分に漏れずまだその状況なのですが、不思議な事に本日までシーリングファンのみで快適(当社比)に生活できております。これまでの悲惨な住宅状況が偲ばれます。

 

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さて、ちょっと季節は前後いたしますが、上のエクステリアプランを検討していたのがゴールデンウィーク前のお話。当初のんびり構えていたわけですが、ふとしたことから草花にはシーズンがあるということに気づきました。

 

私「どうしようホームセンターにツツジ売ってないんだけど」

妻「ネットもあらかた売り切ればい」

私「花の季節が終わると売らなくなるんですなあ」

妻「花のついとらんツツジ植えようとするなんて公共事業くらいやろ」

 

というわけで、慌ててプランの中から唐船ツツジとシマトネリコを楽天市場で購入。こんなもんが家から一歩も出ずに買えるなんてどうかしてる気もするのですが、そんなことを言っていたら本人が1週間ほど家に帰れない事態が発生。

 

私「ツツジは発送遅らせてもらえたけど、シマトネリコはもう送っちゃったって」

妻「(#^ω^)」

私「というわけで、大変申し訳無いのですが植えといてください」

妻「(#^ω^)」

私「じゃ、じゃあ行ってきます」

妻「(#^ω^)」

 

イロイロ調べると、シマトネリコはとにかく丈夫ということらしく、まあたとえテキトーな植え方をしたとしても1週間やそこらでダメになることはなかろうという気もしつつ、しかし植える相手はバラを3回枯らした剛の者ということもあり、私は連日の接待で美女に囲まれ美食に舌鼓を打ちつつも心が休まることはこれっぽっちもなかったのであります。

 

妻「(#^ω^)

 

で、帰ってきたらこんなことになっておりました。

 

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私「おおおなんかできてる!」

妻「ムフー」

私「ていうかなにこの下に並んでるやつ」

妻「ブルーパシフィックばい」

私「あれなんか聞いたことある」

妻「君が植えたがってたやっか」

私「あっ」

妻「先にシマトネリコだけ植えたけど、なんか寂しかったから追加したとよ」

私「おおおお」

 

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こちらがブルーパシフィック。15cmポット(よくわかってない)に入っていたらしく、砂地に穴を掘って腐葉土混ぜてそのまま植えたとのこと。緑があざやかで意外とかわいいですが、コイツが1年で70cmも伸びるっていったいどういう状態になるのか皆目見当もつきません。

 

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私「ていうかシマトネリコでかっ!」

妻「わたしもビックリしたばい」

私「これ植えるの大変だったでしょ」

妻「そ、そうね」

私「支柱もちゃんとカッコよく組んであるし」

妻「で、でしょう」

私「下を石で支えるなんて凝ってますなあ」

妻「わ、わかる?」

私「ていうか何だこれ!」

 

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私「ライト植わってるwwwwww」

妻「……」

私「コレ電源どーしたの?」

妻「で、でんげん?」

私「あっ!」

 

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私「ソーラーパワーwwwwwwww」

妻「そうそうソーラーソーラー」

私「すごすぎるwwwww」

妻「そうでしょうそうでしょう」

 

なんと驚いたことに、たった1週間家を空けている間に、玄関側の外構がなんとなく完成しているではありませんか。しかも予定よりはるかに立派になって。

 

私「……」

妻「……」

 

私「怒らないから正直にいいなさい」

妻「お向かいのおじいさんが手伝ってくれました

私「……」

妻「……」

私「……」

妻「お向かいのおじいさんが全部やってくれました

私「……」

妻「……」

私「君が希望したお土産はお向かいさんに持っていく」

妻「はい」

私「君はこの上海蟹せんべいで我慢しなさい」

妻「はい」

 

施工状況の写真がない理由も分かり、でもって聞いたところ、おじいさんの「これライトアップするの?」という無邪気なヒトコトに思わずハイと答えてしまい、でもって勧められたのがこのソーラーライトということで、お値段も3000円とかありえない安さで、これはこれでファインプレーのため、個人的には大変満足であります。なにこの文章。

 

www.amazon.co.jp

 

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そんなこんなで、夜はご覧の状態になっております。目隠しにもキチンとなってくれてるし、カッコいいし、お向かいのおじいさん本当にどうもありがとうございました。

 

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次回「第一次外構大戦(その2)」につづく

 

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施主が本当に建てたかった家(その4)

これっぽっちも関係のない話ではございますが、ダイニングから見える田んぼの稲がとんでもない勢いで伸びており、恐怖感すら感じる今日このごろです。いや、それはともかく、施主が本当に建てたかった家シリーズの最終回であります。

 

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私たち一家3人の程々の家、前回ご覧いただいたように、システムあるあるイラストになぞらえてみるとこんな感じになります。

 

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これまでもイロイロと書いてきたように、平たく言って我が家の建築過程やら何やらはかなりボロボロなのですが、それでもほぼ最初に考えたとおりの家を建てることができました。

 

コレは何も私たちの何かが優れていたわけではなく、単純に「程々の家」という基本がしっかりあって、それを壊さないようにちょっぴり気を使いながら、できることだけやろうとした結果だと思っています。

 

妻「ヒモを1本ぶら下げるだけやけんね」

私「だけと言っても、ヒモ1本のことを伝えるのがどんだけ手間か」

妻「手間どころか伝わらんかったばい」

私「もし今回の顔ぶれでゼロからブランコ作ることを考えるとゾッとするですよ」

 

ここでゾッとするというのは、2つの意味があります。ひとつはもちろんBESS東葛さんの能力で、もうひとつは私たちの能力であります。

 

私も妻も、これまで建築なんかにはほとんど興味がなく、したがって建築ブログを書かれているほとんどの方がお持ちのような憧れやらこだわりやら夢やら何やらがほとんどありませんでした。

 

もちろんそれぞれやりたいことはありますし、好みもありますが、こうじゃなきゃダメっていうようなイロイロは何ひとつないという状況。そのうえお互い極度の面倒くさがりなので、フツーに家づくりで考えるアレコレを、時間を掛けて考えるのがイヤだったというのもあります。

 

そんな知識もなくやる気もなく夢も希望もない素人であるところの私たちが、家づくりの本当に大切な部分、つまりコンセプトや全体的なデザインスキームという、イラストで言えばヒモどころかブランコの設計そのものに口を出したトコロで、ロクな結果にならないことは火を見るより明らか。

 

そんなわけで、その部分についてモデルルームで出来上がりをキッチリ確認できる企画住宅を選択するのは、私たちにとってある意味自然な選択でございました。

 

私「基本さえキッチリしてたら、あとは施工さえキッチリしてもらえば問題ないし」

妻「営業さんやら設計さんやらがボンクラでも関係ないってこと?」

私「端的に言ってしまえばそう」

妻「でも、誰が工事してくれるかなんて着工までわからんばい」

私「とはいえ、不確定なコトガラを減らせるのは大きなメリットですよ」

 

上のイラストでいえば、つまり最初から最後までブランコ(というかヒモ)のカタチそのものは変わらないわけで、それだけでも失敗を減らすとても大きな要素になったと思います。

 

このカタチ、すでに家を建てられた方や、いままさに建てようとされている方だったらお分かりかと思いますが、いとも簡単に変わってしまうものだったりします。

 

イロイロ勉強していく中で、自分自身で変えていくこともあれば、伝言ゲームの中で変わっていってしまうこともあり、最後には訳が分からなくなってしまうことなどザラのようで、それがほとんどすべてのこんなはずじゃなかったにつながっているのではないか、と。

 

妻「自分の考えてることを他人に伝えるのって難しかねえ」

私「それ以前に、自分の考えが正しいのかどうかもわからないし」

妻「どゆこと?」

私「たとえば君が服を売ってるとするとします」

妻「はい」

私「細身のパンツが欲しいっていうお客さんが来たとします」

妻「はい」

私「どーしますか?」

妻「細身のパンツば売るばい」

私「でもホントは細身のパンツなんて欲しくないかもしんないじゃん」

妻「?」

私「ただ足を細く見せたいだけかもしれないし」

妻「?」

私「ただ流行ってるからってだけで買いに来たのかもしれないし」

妻「?」

私「ただ自分に似合ってると勘違いしてるだけかもしれないし」

妻「あー」

私「足を細く見せるなら他にいいデザインのパンツがあるかもしれない」

妻「うん」

私「流行ってるだけならパンツだけじゃなくてトップスも揃えなきゃかもしれない」

妻「うんうん」

私「他にもっと似合うパンツがあるかもしれない」

妻「なるほど」

 

人間自分が思ってるほど、自分のコトを分かってるわけじゃありませんし、たとえ分かってたとしても分かると出来るは別問題なので、たとえば上の例だと自分が本当にほしいパンツが何かは分かってたとしても、それを探せたり作れたりというのはまた別のお話になります。

 

私「ある意味ずっと勉強してるファッションでさえコレなんだから」

妻「家なんて推して知るべしやね」

私「ホントですよ」

妻「なんかこうエスパーみたいなスタッフがいればいいんやね」

私「基本的に建築に限らず、逆のスタッフが多い気がします」

妻「十を聞いて一を知る的な」

私「少なくともBESS東葛さんの場合は、残念ながらそうでしたなあ」

 

んー、何を言いたいのかわからなくなってきたので、ちょっとインターバルを置いてまたこのテーマは続けようかな、と。

 

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施主が本当に建てたかった家(その3)

なんだかものすごく夢も希望もない話になってきてる気がいたしますが、書きかけてしまったのでまとまるまで続けさせていただく所存のこの話題。これまでは一般論でしたが、今回はじゃあオメエん家はどうだったんだよコノヤロウというお話でございます。

 

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というわけで、例のイラストを我が家のパターンに若干改変してみました。まずはこちらをご覧ください。

 

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【施主が説明した要件】

私「こんな感じでいいかしら?」

妻「ヒモが1本ぶら下がってるだけばい」

私「まあでも、ヒモの長さとかぶら下げる場所とかは指示しないとだからねえ」

妻「そこまでのワガママってわけでもなかね」

 

私たち一家3人が建てた程々の家。これは何度か説明いたしましたが、俗に言う企画住宅といわれるもので、基本的な色やら仕上げやら材質やらはすでに決まっております。それを木そのものとするなら、私たちが選べるのはそこに何をぶら下げるかということくらい。ので、フツーの注文住宅に比べれば要件というほどの要件は特に伝えておりません。うん、そのはず。

 

【営業の表現・約束】

妻「モザイクのかかっとるよ」

私「そもそもむこうが何を伝えたいのかがさっぱりでしたなあ」

妻「薪ストーブだけは最後まで勧められたの覚えとるけど」

私「なんかこう標準プランそのまま建てろよ的な圧力はひしひしと感じましたなあ」

 

私たちがリクエストしたのは基本的に間取りのアレンジのみ。それも、細かく区切るのではなく、逆にほぼがらんどうにしたいというものでございました。が、その意図を理解していただくのにとてつもない手間と時間がかかった上、結局伝わらないという悲しい事態に。途中からはほぼ何がしたいのかわからない客という扱いを受けていた気がしなくもなくもない。

 

【設計の理解】

妻「これもぼんやりしとるけどヒモが短かのはわかるばい」

私「意図を伝えたつもりが半分もつたわっていないという比喩であります」

妻「君が図面描いとったもんねえ」

私「だって図面でくださいっていわれるから」

 

設計さんはこれまで基本的には建売住宅の設計をメインにしていたっぽく、リクエストを反映させていくというよりは、いかに基本の図面からずらさないかという点をメインに考えていらした模様。なまじっか図面らしきものを描けるというのがバレたあとは、なんでか知りませんがディティールについてはこちらが用意するという流れがデフォルトに。で、それがイマイチ反映されないの。ははは。

 

【実際の設計図】

私「というわけで、出てきた図面に赤を入れまくって」

妻「で、ようやくなんとなくクリアにはなった、と」

私「実物に反映されるか果てしなく不安だった気持ちはヒモの太さで表現しました」

妻「ビミョーな気持ちを端的に表しとるばい」

 

こちらに図面を書かせたくせに、なぜかそれが反映されないとか反映されるまでにものすごーく時間がかかるとか、あとから「無理でした」って言われるとかいう事態が発生しました。が、それはともかく、こちらとしていちばん悲しいというかなんというかだったのは、プロならではの視点で突っ込まれたりアイデアを足されたりという作業がなかったこと。むう。

 

【大工さんによる施工】

妻「それでもちゃんとなったのは大工さんのおかげばい」

私「ちょっとお話ししただけですぐにこっちの意図を汲んでくれました」

妻「設計いらんやっか」

私「BESS東葛さんとの打ち合わせに費やした時間は一体何だったのかと」

 

イラストのように我が家の場合、こちらの意図したとおりの建物を無事に建てていただいたのは、ひとえに大工さんの力量によるものでございました。単に言われたまま施工するのではなく、キチンと考えた上で使いやすい作りにしてくれたり、見た目がいい収まりにしてくれたりと、ここに来てはじめてプロの仕事を見せていただいた感じがいたしました。

 

【現場監督の施工管理】

妻「更地になったばい」

私「雲ひとつない青空ですなあ」

妻「どういうことなの?」

私「えー、百聞は一見にしかずといいますので、こちらをご覧ください」

 

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妻「写真のなかよ」

私「でもその下に現場は図面通り施工しておりますって書いてあるから(震え声)」

妻「それで済むならこんな書類いらんばい」

私「おっしゃる通りでございます」

妻「ていうかコレで会社的はオッケーなん?」

私「えー、百聞は一見にしかずといいますので、こちらをご覧ください」

 

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妻「ぜんぶ現場監督が押しとるばい」

私「き、木村なんて名字珍しくもなんともないから!(震え声)」

妻「ハンコの種類どころか角度もおんなじやっか」

私「ハンコの種類も角度も社内の規則で決められてるかもしれないでしょ!(白目)」

 

えーと、まあ、ここはノーコメントで。

 

【引き渡された建物】

妻「あの施主検査を思い出すばい」

私「自分の寿命を縮めるようなマネはやめるんだ」

妻「建物もアレやったけんがまわりがひどかったねえ」

私「引渡して1ヶ月くらい工事中の看板立てっぱなしだったしねえ」

 

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私たちの敷地、最初はフツーの空き地だったのが、なぜか引渡し時には建物の周りが沼になってて、おまけに土地のど真ん中にドアと残材が捨ててあり、一見現代美術かと思うようなシュールさ。なんとかしてと言ってもノラリクラリしてたのですが、結局市の開発担当部署から怒られたらしく、引渡し前日の雨の日に、第一次世界大戦の西部戦線で塹壕掘ってる兵隊さんみたいに泥まみれになって帳尻を合わせておりました。合ってねーよ。

 

【請求書の金額】

妻「ここに3段ブランコが来るわけやね」

私「二重請求、三重請求の嵐を端的に表しました」

妻「なして見積もりも請求もあがんガバガバなんやろか」

私「まるでお金のこと以外がガバガバじゃないみたいな言い方はNG」

 

ここも基本的にはノーコメントですが、言うことはキッチリ言ったほうがいいとは思います、はい。

 

【引き渡し後のサポート】

妻「不安ばい」

私「まあ、自分でやるからいいよ」

妻「おねがいします」

私「こちらこそです」

 

3度目のノーコメント。こちらは最初から期待していないので、やってくれたらラッキーくらいの軽い気持ちであります。

 

えー、最後に残った「施主が本当に建てたかった家」は、長くなったのでまた明日。

 

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