魂の入居後DIY(ポタジェガーデン編・その1)
なぜかリアルタイムの話になるのですが、巡業がようやく終了し程々の家に帰ってまいりました。自宅大好きっ子の名に恥じぬよう全身全霊でお家を満喫しようと思っていたのですが、そんな私の目論見を打ち壊す出来事が発生したため、予定を変更してほぼ同時進行日記になります。
時差ボケで昼過ぎまで寝ていた昨日、起こすなと厳命していた妻にぺしぺしと叩かれた私。なんだなんだ。
妻「ちょっとちょっと」
私「ほげー(寝てる)」
妻「土くれるって」
私「ほげ?(まだまだ寝てる)」
妻「やけんそのへんに積んどいてもらってよかと?」
私「ほほげ?(ぜんぜん寝てる)」
なんだかまったく状況がつかめておりませんが、寝ぼけたアタマでほげほげ考えていると、庭先からゴロゴロゴロと音がしてまいります。なんだなんだと思いつつ縁側に出てみると、そこには衝撃の光景が。
妻「じゃあ梨屋さんこのへんでおねがいしますー!(標準語)」
梨「あいよー」
妻「わあこの土ふっかふかですねー!(標準語)」
梨「一杯だけじゃどもなんねから何杯か持ってくっから」
妻「きゃあイケメンですねー!(標準語)」
えー、聞いたトコによると、妻が庭の草むしりをしていたところ、通りがかりのイケメンのおじいさんから「おい、畑の土いるか?」とお声掛けいただき、一も二もなくお願いしますと言ったところこのような事態になった、と。てなわけで、我が家の庭にはバケット4杯分の畑の土がででんと積まれる事となったのであります。
妻「どどどどがんすっとねコレ」
私「1立米くらいはありますなあ」
妻「梅雨入りしたしこのまま積んどくわけにもいかんばい」
私「ドロドロになって流れてしまいますなあ」
妻「じゃあアレやね」
私「ほげ?」
妻「ポタジェガーデン計画始動やね!」
私「ファーwwwwwwww」
というわけで、有無を言わさずにスタートさせられたポタジェガーデン計画。とりあえず土の量を測り、でもってそれにだいたいピッタリくるサイズの枠を大ざっぱに設計し、ホームセンターに買い出しに。
前から考えてたとおり野地板と米マツの杭、それからあぜガードというロールした波板を揃えて帰宅。全部で5000円ほどのお買い物でございます。でもって、ざっくりと野地板を切って並べます。
野地板は激安なのが特徴ですが、このまま野ざらしにするとカンタンに腐ってしまうので、保護用の塗料を塗ります。色とかはどうでもよかったので、塗装屋さんが残してってくれた程々の家の塗料の残りを使います。
はい塗れた。というか、この広縁。きっちりと照明をつけてしまったおかげで、いくらでも残業できてしまいます。恐ろしや。
翌朝、塗料が乾いたので枠板を組み立てます。土の圧力が加わるので丈夫にしたいのと、そもそも好き放題反っているので、2枚重ねにして誤魔化すようにいたしましょう。
木工用ボンドの乾燥を待っている間に、建設予定地を掘り返します。砂利だらけの硬い地面の長さ4m・幅1mほどのエリアを15cmほど掘るのですが、端的に言ってユンボが欲しいレベルであります。
全身がガタガタになりますが、そうこうしているうちに枠板が完成しております。ので、コイツを地面に突き立てます。
雨水マスをグラウンドレベルの目印にして水平を取ってまずは打ち込み。カケヤみたいのが必要かとも思いましたが、クルマ用に持ってたPBのショックレスハンマーでイケました。よかったよかった。
で、次にサイドの枠板を、だいたい90度になるようにコーススレッドで止めていきます。
つか、最初はめっちゃ慎重に水平やら垂直やら直角を出そうとしていたのですが、ある時ふと「家建てるわけじゃないからいいじゃん」というテキトーの神からのご神託を受け、その意のままに作業することに。
ご神託を受けてからはビックリするほど作業がはかどり、ご覧の通り長さ3640mm・幅750mmの枠が完成。その存在感に若干ドン引き気味ですが、このままでは下の隙間から土が流れてしまうので、ここであぜガードの出番であります。
つか、長くなったのと睡魔が限界なので、続きはまた明日。ばたん。
次回「魂の入居後DIY(ポタジェガーデン編・その2)」につづく