程々に 夢と希望を つめこんで(その1)
再検討を経て、やっぱりちっちゃい七草でお家を建てることを決定した私たち一家3人。なお、妻からは条件としてパントリーの設置を義務付けられました。
まったく関係ないのですが、よくインドとかに旅行してお土産買おうとして値段聞いたら、チンケなガラクタなのに「イチマンエン」とか言われてボッタクリと憤慨したとかいうお話を伺うことがあります。
いや、正確にはそんな話直接聞いたことがないということに書いてて気づきましたが、なんですかねこれ、都市伝説かな?
で、私個人としてはどちらかというとそういうコト言われても腹が立たないタイプなのですが、ていうかお土産屋さんだってホントにイチマンエンもらえるなんて思ってなくて、でも万一もらえたら嬉しい程度の考えだと思うのですよね。
というわけでココからのお話は、このとりあえず言ったもん勝ちというメンタルを家造りに反映していくとどうなるかという実証実験です。前置き長いよ。
私「それじゃ始めましょう」
妻「いっちょん分からん」
私「いや、だから家に対する希望をどんどん出してくの」
妻「なんで?」
私「どうせパントリーがほしいなら、他の希望もできるだけつめこんだ方がいいじゃん」
妻「なんでも?」
私「なんでも」
妻「そがんことしたらトンデモなか値段になるばい」
私「いや、そこは考えがある(イケボ)」
妻「?」
私「さあ出して出して」
と、このようなガバガバの流れから、家に対する希望を山のように出していきました。出てきた希望をまとめると以下のとおりでございます。
【私の希望】
・大きいダイニングルーム
・対面カウンターのついた開放的なオープンキッチン
・大きいオーブンと高性能な食洗機
・広い土間
・広い土間収納
・開放的な間取り
・大きいお風呂
・こもり感のあるベッドルーム
・こもり感のあるワークスペース
・コンパクトな動線
・快適な野球観戦環境
【妻の希望】
・大きいパントリー
・大きい収納スペース
・絵とかを飾るスペース
・高性能な食洗機
・ダラダラとくつろげるリビング
・段差とドアの少ない間取り
・広めの洗面スペース
・外からのプライバシーをある程度守れる間取り
・薪ストーブ
妻「大豪邸やっか」
私「人間とは欲深い生き物であります」
妻「ていうか」
私「?」
妻「コレって家のサイズ決める前に考えるべきことやなかと?」
私「そうですね」
妻「どう考えてもこの中には入らんばい」
私「そうですね」
妻「どがんすっと?(迫真)」
私「いやだから考えがあるって」
妻「(疑惑)」
私「ほんとほんと」
若干身の危険を感じつつ、秘策をひねり出すことになります。ていうか、あるのか秘策?
次回「程々に 夢と希望を つめこんで(その2)」につづく