アンチ程々の家宣言 〜BESSの家で程々じゃないジャパネスク生活〜

BESSがプロデュースするジャパネスクハウス「程々の家」を、ぜんぜん程々じゃなく暮らす様をご紹介いたします。

愛と欲望の設備選び(序章・その2)

すっかり成金状態となって欲望の赴くままにキッチンやお風呂を選び始めた私たち一家3人。お互いの欲望、もとい、愛の深さに若干冷静になりつつ、引き続き設備類を選んでいきます。 

 

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私「で、あと他に選ぶものは?」

妻「洗面台とかトイレとかやろね」

私「壁紙とかタイルとかもだねえ」

 

そう、この程々の家の場合、床とか壁とかは基本的に全部最初から仕様が決まっているため、フツーの注文住宅にくらべれば選ぶものが大変少なくなっております。らくちんラクチン。

 

そういやこういうトコをラクするために建売みたいな程々の家にしたということを思い出したのは、間取りでさんざんイロイロ考えた後のことでしたが、こういうのを後の祭りと申します。

 

ていうか、ホントはキッチンもお風呂も程々の家標準仕様というのがバッチリ決まってるんですが、キッチンはそもそもオープンキッチンの設定がなく、お風呂もサイズアップしたら全然趣味じゃない上にエクスペンシブな在来工法のお風呂とかを提案されたため、ユニットバスを自分たちで選ぶことに決定。

 

でもって、さらにキッチン横に貼りたいタイルも、標準仕様のはこれまたエクスペンシブな上に趣味でなく、あとは洗面も幅の広いカウンターが無いとかで、ていうかそもそも洗面まで程々の家の暗さに合わせたら、ちょっと具合がわるいときとかそのまま鬱になりそうなので、ここだけは白くしたいという妻の意見を取り入れて、これまた結局自分たちで選ぶことに決定。って、コレほんとにラクになってるのか?

 

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妻「あと床暖房も決めんとねえ」

私「えっなにそれは」

妻「だって君のワガママで土間キッチンにしたやろ?」

 

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えー、おばあちゃんの家に土間があった妻の言うことによると、土間って夏は涼しくていいものの、冬はそのあまりの寒さに土間やめますか? それとも人間やめますか?状態になってしまうという恐怖の施設とのこと。特にこの程々の家の場合、ご覧の通り土間が天然石のためその底冷え度といったら、日本の景気も真っ青とかなんとか。ひー。

 

妻「やけん床暖房は必須ばい」

私「な、なるへそ……」

妻「常にキッチンに立つ君のことを考えてのことやもんね」

私「あ、ありがとう……(常に?)」

 

そんなこんなで、来るべき程々の家に突っ込む設備類はとりあえずこんな感じ。まあ、トイレとか洗面はそこまで凝るつもりもないため、問題としてはキッチン、お風呂、床暖房といったところでございましょうか?

 

 で、ココからが本題。

 

たいへんぶっちゃけたお話として、そもそも私たち一家3人の家造りの予算は、土地が1500万円&建物2500万円の計4000万円。で、ココまで確定しているお金が、土地1100万円の七草1800万円で計2900万円。というわけで、残った1100万円で設備やら照明やらカーテンやらその他よくわからない工事やら何やらをこなさなくてはなりません。

 

これが八風を建てるんだったら、もう残り予算が600万円しかないため贅沢できないのですが、ココまで見てきたとおり思ったよりおカネが余ってしまっているのです。そうなった場合の選択肢はふたつ。

 

・家の予算を減らしていろんなコトに使う

・家を立派にする

 

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妻「まあ普通に考えたらこっちやろね」

私「でも結局これセレナ買っちゃってるじゃん」

妻「(#^ω^)」

私「いやでもせっかくだから多少は豪華にしてもいいんじゃん?」

 

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妻「なにこれ」

私「安土城

妻「(#^ω^)」

 

やはり雲行きは怪しいままですが、私たち一家3人の七草が安土城になるか、それともセレナになるか、パートごとに考えていくことにいたしましょう。カモン安土桃山時代!

 

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次回「愛と欲望の設備選び(キッチン編・その1)」につづく

 

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