アンチ程々の家宣言 〜BESSの家で程々じゃないジャパネスク生活〜

BESSがプロデュースするジャパネスクハウス「程々の家」を、ぜんぜん程々じゃなく暮らす様をご紹介いたします。

愛と欲望の設備選び(お風呂編・その2)

前回までにお風呂場を含む水回りの基本コンセプトを考えた私たち一家3人。一戸建ての分際で窓のない水回りになることが確定し、今回はその中でユニットバスを使いながら開放感と連続感のある水回りを作る作業に取り組みます。

 

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妻「そこでコレの出番ばい」

 

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私「なんでwwwwwww」

妻「まあ聞きんしゃい」

 

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私「なんかちゃんと考えてるっぽい」

妻「これは全部スパージュならではやね」

私「どゆこと?」

 

えー、妻が半日寝ずに考えたというこのプラン。連続感を出すための考えがイロイロとちりばめられております。半日寝ないのは当たり前ですが、ちょっと解説していきましょう。

 

まず、タイル。スパージュの特徴のひとつとして、ユニットバスなのにタイル地の壁面が選べるというのがございます。

 

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ご覧のように4面のうち1面をタイルにできる*1のですが、こちらが「ニュアンスミックスホワイト」という、リクシルでフツーに売ってるものと同じとのこと。であれば、同じタイルを買ってきて、洗面所の並びの面に貼ってしまえば連続感が出るんじゃないかというのがその目論見であります。

 

私「ちょっと面白いかも」

妻「でも問題のあるとよ」

私「?」

妻「タイルはこの2種類から選べるんだけど」

 

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妻「タイルを白くすると残りの3面が黒くなって*2

私「はあ」

妻「残りの3面を白くしようとするとタイルが黒になるとよ」

私「ということは?」

妻「お風呂場を明るくすると洗面所のタイルも黒くなるね」

私「wwwwww」

 

せっかく水回り全体のムードをガラッと変えたくて白基調にしようという話だったのにやっぱりどこか黒くなってしまうという、程々の家の呪いとしか思えない事態に戦々恐々とする我々。

 

他のメーカーでもタイルが使えるユニットバスがあるのでソレを検討したりもしたのですが、設備の充実度(というか肩湯がない)という点で却下。で、イロイロ考えた結果、洗面所に入って目の前が真っ黒よりお風呂の奥が黒いほうがマシだろうという答えにたどり着き、1面が白タイル、3面が黒パネルという選択になりました。

 

妻「で、床もこがん白かタイルのあるとよ」

 

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私「え?」

妻「なんね」

私「キレイサーモフロアとかじゃないんですか?」

妻「うん」

私「冷たくないですかね?」

妻「だってサーモタイルって書いてあるよ?」

私「(信じられるのだろうか……)」

 

まあ、多少掃除は大変でしょうし、おそらく多少は冷たいのでしょうが、昔住んでたマンションの水回りがタイル床でございまして、デメリットはあるもののそれはそれでいい感じだったのを思い出しました。ので、こちらはある程度納得です。

 

妻「で、洗面もトイレも床の色を白にそろえるんよ」

私「じゃ、じゃあまさか洗面室もトイレもタイル?」

妻「それも考えたけんが、さすがにそれは意識高すぎるばい」

私「お、おう」

妻「やけんそっちはこがんカーペットば張るのがよかと思うとるよ」

 

www.toli.co.jp

 

私「これってもしかして」

妻「?」

私「つまり白いじゅうたんってこと?」

妻「そうよ?」

私「水回りにそんなの敷くってチャレンジャーすぎやしませんかね……」

妻「だって防汚って書いてあるよ?」

私「(信じやすいにもほどがあるだろ……)」

 

先に書いた前に住んでたマンション。コレは普通の洗面所もタイル床だったのですが、こちらは歩く頻度が高いため、目地とかがボロボロになってきてちょっとめんどくさかった記憶が。ので、色味さえ統一できればこちらもある程度納得です。

 

妻「で、ドアはこれね」

 

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私「これってもしかして」

妻「ガラスドア

私「すっけすけやん!」

妻「だって不透明ブラックスモークガラスって書いてあるよ?」

私「(もはや大丈夫かこの人……)」

 

確かにこの部分がガラスじゃないと、いくらタイルを揃えようが床材の色味を合わせようが、連続感というのは生まれないのも確か。で、実際にショールームに行ってみたらまあ許せるレベルの透明度で、おまけに袖壁についてはBESS東葛からのNG*3が出てしまい、ドア面だけがガラスになるのであればやはりまあ許せるレベルなのではないかという結論に達し、こちらも採用することになりました。

 

妻「いやあ、私もやれば出来るね」

私「基本的にスパージュありきで考えられている気がするのですが」

妻「君のトーヨーキッチンと同じばい」

私「うっ」

妻「あ、それから」

私「?」

妻「オプションも全部選んどいたけんね」

私「!?」

 

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というわけで、リクシルからこんなプリントアウトが送られてまいりました。基本的にはテレビがないだけで、ほぼ当初の予定通り全部入りになっております。若干キーボードを打つ手がワナワナしていますが、私もお風呂はどちらかと言わなくても大好きな上に、トーヨーキッチンの前科があるため何も言えません。

 

さあ、このままの勢いで、次は残りをパパっと決めてしまいましょう。

 

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次回「愛と欲望の設備選び(トイレ&洗面台編)」につづく

 

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*1:今はマイナーチェンジして4面タイルとかもできるらしい。

*2:今はマイナーチェンジしてそんなことないらしい。

*3:袖壁の部分にどうしても分電盤をつけないといけないとかいう訳のわからない理由。