程々の家大きさ検討委員会(その2)
4サイズある程々の家の中から、いったんは一番小さい七草に決定した私たち一家3人。ところがこれ3人じゃ住めないんじゃね疑惑が持ち上がり、もうワンサイズ大きい八風と再度の比較を行っております。
数字上は七草が78㎡で、八風が107㎡。でもって間取りが1LDKと3LDK。違いがだいたい30㎡で、ベッドルームがプラス2つ、お値段がプラス500万円。
文字で書くともうぜんぜん違うような気がするのですが、写真はもちろん間取り図をぼんやり眺めても、なぜか違いが全然わかりません。今から一緒に見ていただいて、その気持ちを共有していただきます。
こちら七草
こちら八風
1階の広さなんてそう大きく変わらないし、2階だって間取り図を見る限り広さがそんな違うように見えないんですが、うーん、わからん。
というわけで、ここでフォトショップさんに出てきていただき、もうちょっと分かりやすいようにフロアごとに並べてみます。
まずは1階。うーん、たしかに幅は90センチ広くなってるけど、長さは変わらないように見えるし、むしろ広縁が狭くなってるように見えるし、って、あ、その分部屋の部分が伸びてるけど、逆に切り欠き部分は凹んでるし、うーん、わからん。
お次は2階。コレもあんまり大きさ変わんないように見えるけど、少なくとも面積が半分しかないようには見えません。って、あれ、そういやなんで七草って下の方に部屋がないの? というわけで、再度フォトショップさんご登場。
上の画像から吹き抜けと、天井高140センチ以下の人間が住めないエリアを削除したのがこちらの画像。見事に面積が半分になりました。なるほどー、数字のとおり2階が狭いのかあ。
オマケにこの程々の家、吹き抜けに面した2階部分は基本的に壁がないので、部屋というよりつまりロフト。上の画像で言えば、八風だと階段のある7畳半のスペースと、七草だと12畳ちょっとのスペースがそれにあたります。って、七草それ全部やんけ。
妻「でもおかしくない?」
私「なにが?」
妻「だって、程々の家ってこういうカタチやっか」
私「お、おう」
妻「でもって、七草と八風は長さは一緒なんやろ?」
私「お、おう」
妻「なのに2階の大きさがそんなに違うっておかしくない?」
私「!」
妻「こうなるならわかるけど」
私「たしかに」
妻「むふー」
私「どっちも北側の壁から広縁の軒先までは同じ長さだし……」
妻「むふー」
私「でも写真を見る限り広縁の軒先の高さは変わんないっぽいし……」
妻「ていうか、七草だけ2階の広さが狭かやろ?」
私「あ、ほんとだ」
妻「なんかおかしかね」
謎の名探偵(ただし画力に難あり)が現れたところで、さらにもうちょっと考えてみましょう。
次回「程々の家大きさ検討委員会(その3)」につづく