程々の家大きさ検討委員会(その1)
小さい方の七草を選択して500万円浮いたばんざーいなどと浮かれていた我々に浴びせられた「八風にしたらどうですか?」発言。よくよく考えたら極めて常識的な提案ではあるのですが、なんか悔しいので何とかならんかと考えます。
確かに程々の家を建てる以上、プランに用意された大きさと形を変えられないというレギュレーションは守らなくてはなりません。いやもうめんどくさいからどっかの工務店で似たの建てちまえという囁きがどこからともなく聞こえてきたりもしましたが、著作権にかかわる仕事を多少なりともしていた経験からさすがにソレはやりたくないのであります。
というわけで、このまま七草でなんとかするか、ひとまわり大きい八風にするかを再検討。なので、もう一度スペックをおさらいしてみます。
・七草(1725万8400円)
1階52.17㎡・2階26.07㎡・広縁14.49㎡・延床面積78.24㎡・総床面積92.73㎡
・八風(2215万800円)
1階58.79㎡・2階48.85㎡・広縁17.39㎡・延床面積107.64㎡・総床面積125.03㎡
上の坪単価計算で延床面積で計算しているのは、総床面積だと広縁が含まれてしまうため。いくら屋根があるとは言っても縁側を面積に入れるのはフェアではないのでこのような計算になりました。つか、坪単価高いw
私「うーん」
妻「どがんしたと?」
私「やっぱり数字を見る限りですよ」
妻「なんね」
私「一家3人だとしても七草でイケるのではなかろうか?」
ええと、こちらの記事によると、一家3人にちょうどいい3LDKの分譲マンションだと、広さがだいたい70〜80㎡とのこと。そこから考えると78㎡の七草だったら、つまり楽勝という寸法ではありませんか。
私「ぐうの音も出まい」
妻「そうやろか」
私「つまりベッドルームがなくなってしまうのはBESSの怠慢なのです」
妻「でもマンションだと階段いらんし」
私「む?」
妻「ワンフロアになるぶん間取りも効率のよかばい」
私「むむ?」
妻「あと、実物見てもやっぱり八風のほうが大っきかったし」
実はBESS東葛に間取りを考えていただいている間、藤沢にあるという程々の家も見に行っていた私たち。こちらに建っているのは八風でして、なんというかこちらはちゃんとした家。そのあまりの七草との違いに、漢数字だと一しか違わないのにあんまりだと嘆き悲しんだ記憶が新しかったのであります。
こちら七草
こちら八風
うーん、見た目ではいまいち違いがわかりませんが、一体この差はどこから来ているのでしょうか? というわけで、もうちょっと詳しく考えてみましょう。
次回「程々の家大きさ検討委員会(その2)」につづく