程々の家カスタマイズ計画(絶望編・その3)
家に対する欲望をありのままにぶつけたところ、BESS東葛さんよりなんともいえない間取り変更プランを提示された私たち一家3人。提案力への不安が若干から確信に変わった瞬間でございました。
と、まあその前に、ご提案いただいた間取りを再度確認して、こらアカンというポイントを見てみましょう。
・ベッドルームがない
・キッチンがオープンじゃない
・洗面とキッチンまわりの導線がごちゃごちゃしそう
・洗面所が狭そう
・土間が暗そう
この辺がなんとかならんかとBESS東葛さんとイロイロお話をしたわけですが、1ヶ月考えてもらっても端的に言ってロクな案が出てまいりません。お金を払う側が無い脳ミソをフル回転させて考えてるにもかかわらず(また言ってる)、これっぽっちも実現できないということは、さすがに提案力が低いってだけじゃないぞコレ。
このままでは何の解決にもならないため、仕方がないのでお金を払う側にもかかわらず(しつこい)無い脳ミソをフル回転させることにいたします。ので、文句を言う側から自分で作る側に脳ミソをスイッチしていろいろリサーチしたところ、ようやっと理屈が見えてまいりました。
まず、この程々の家。間取りは変更できるものの、いくつかのレギュレーションが存在するとのこと。その中でも大きなものは以下の通り。
・外観、つまり外壁の配置は変更不可
・ロフト部分のフチにあたる左右のラインは上下にずらせない
・お風呂場からキッチンにかけての縦のラインは左右にずらせない
基本的にこの程々の家の七草サイズは、上の図で言うところの十字の構造ラインを、決められた数の耐力壁で支えている構造とのこと。でもって、その基本を崩してはいけないというお達しであります。
そのレギュレーションは上の2階床伏図(って言うらしい)を見ればもっと分かりやすいかも。つまり、ピンクの部分が2階の床が張ってあるエリアで、ココのサイズを変えたり穴を開けたりは禁止。なので、階段は水色の吹き抜けエリアに配置しなくてはいけません。
でもってさらに言えば、×印の柱は基本的には1ブロックくらいしか動かせず、本数も変更不可。さらに◯とか□とかで囲んである柱はビタ1センチ動かすこともまかりならんとのお達しであります。
まあ、ダメなものはダメというのは大人なので理解できますし、つまりそういう理由でベッドルームが行方不明になったのも、こういう説明をしていただければ納得はできないけど理解はできます。
うん。
理解できるよ。
でもね。
じゃあ1ヶ月も引っ張らないでさっさとその辺の説明をしてくれwwwww
B「いやあ、図面見て分かる方なんてほとんどいらっしゃいませんし」
私「本部*1がどうとか要領を得ない説明を1ヶ月聞かされるよりは分かりやすいです」
B「ていうか普通のお客様にはお見せしない図面なので」
私「知らんがなwwwww」
B「というわけで、どうにもなりません」
私「困りますwwwwww」
B「ひとつ解決策があります」
私「先に言ってください」
B「八風にすれば広くなって部屋も増えて解決です!」
私「提wwww案wwww力wwww」
大きさをケチって500万円浮いたと喜んでいた私たち一家3人を絶望の淵に突き落とすナイスな提案。はたしてぬか喜びに終わってしまうのか?
次回「程々の家大きさ検討委員会(その1)」につづく
*1:BESSの本部で程々の家をプロデュースしている株式会社アールシーコアのこと