魂の入居後DIY(テレビ&オーディオ編・その1)
昨晩気にしていたル・マン24時間レース中継ナイトセッションどうするんだ問題ですが、前半はトヨタさん捨て身の話題提供による力技、後半はその反動による居酒屋中継で乗り切るというしょうもなさで、もはやコメントのしようもございません。とりあえずポルシェさんとジャッキー・チェンさんはおめでとうございます。
さて、本題に戻ってテレビ&オーディオ編と銘打ってのお届けとなります。以前もWEB内覧会にてちょろっとご覧いただきましたが、私たち一家3人の程々の家では、テレビを階段の巨大な踊り場に設けたニッチに壁掛けする予定でおりました。文字だけではまったく意味がわからないかと思いますので、こちらをご覧ください。
ニッチと言っても後ろに構造用の柱があるためヘコみ幅は5cmほど。それでも、ちょっとでも壁にくっついてないと前を通る時に激しくジャマなので、こちらはお願いしてよかった部分だと思っております。
で、そのニッチの下には巨大な階段の踊場がございまして、ご覧のようにフロント部分がガバチョと開きます。なぜこんなワケの分からない作りになっているかといいますと、まず第一に家が小さいから。第二にAV関係の機器をなるべく外に出したくなかったからという理由。
ていうか、事前に配線の予定図をご覧いただいたほうがイロイロと分かりやすいかと思いますので、まずはこちらをどうぞ。
センターの点線から上の機器はテレビニッチに、点線から下は階段ボックス内に配置いたします。ので、その点線を突っ切っている4本のケーブルは、少なくとも壁の中を通さなければいけません。BESS東葛さんに相談だ。
私「ということで事前にコンセントとパイプみたいの仕込んどいてください」
B「そんなの仕込まなくても穴さえ開ければ裏スカスカだから配線通りますよ」
私「断熱は?」
B「別に高気密高断熱住宅とかじゃないし」
私「いやそういう問題じゃないだろ」
そんなやり取りはあったものの、何がしたいんだコイツみたいな視線をひしひしと感じながら、かろうじてニッチの中と階段ボックスの中、それぞれにコンセントとTVのアンテナ線を用意していただきました。
問題は壁の中の配線。上の言葉を鵜呑みにして穴を開けてみたトコロ、予想に反して中にはみっちり断熱材が詰まっており、オマケに柱なんかがジャマで手持ちの工具では上下が貫通いたしません。
私「なんとかして」
B「電気屋さん派遣します」
そう言われたにもかかわらず、当日いらっしゃったのが例の現場監督くんだったのは特に驚きませんでしたが、その監督くんが頑張ってゴリゴリと壁の中に仮の配線を通してくれて、その後には大量のグラスウールのカケラと表面のビニールが散らばってたわけですが、もはやそれも驚くには値せず、あ、なんだ、別に何も驚いてないや。ははは。
そんなやり取りもありましたが、こっからがDIYのお時間です。やることを順番にまとめてみました。
【やることリスト】
① テレビ&PS3壁掛け
② 階段ボックスに穴を3ヶ所開ける
③ 仮配線をガイドにしてニッチと階段ボックスの間に配線を通す
④ 全体の配線
文字にするとたった4行ですが、アタマの中で考えた工数はやたら多く、ひたすらうんざりいたしますが、まずは①から。
今回用意したテレビ用の壁掛け金具はこちらの商品。探せた範囲でいちばん壁にピッタリと取り付けられ、さらにはアームを伸ばしてテレビを左右に振ることができる商品でございます。
我が家の場合、テレビが1ヶ所しかないため、たとえばキッチンに立ちながら野球を見たり、広縁にでて涼みながら野球を見たり、土間でゴソゴソしながら野球を見たりする場合、テレビを左右に振れるとたいそう便利。なので、可動範囲が大きいものを選択いたしました。
こちらは単純にネジで取り付けるだけのため、作業はなんの問題もなく完了。ご覧のとおり、まあ、フツーに壁掛けでございます。
壁とのクリアランスはこんな感じ。スキマが5cmで本体の厚さも5cmの、トータルで10cmほど壁から出っ張るカタチとなりました。
この程度であれば階段の昇り降りを含めた普段の動線で、全然ジャマには感じません。ていうか、ここまで追い込むのはけっこう面倒くさかったのですが、その話は配線のトコロで。
テレビを持って手前に引っ張るとこんな感じで左右に振れます。手前に引っ張った時にガタつくようなこともなく、配線もまとめやすい作りになっていて、こちらの壁掛け金具にはかなり満足。
てなわけで、最初の目標どおり、キッチンから広縁まで大変快適に野球観戦が可能な環境になって嬉しい限りなのですが、そういうのをお伝えしようと写真を撮る日にかぎって雨天中止とかいう持ってなさ。
妻「ねえねえ」
私「はい」
妻「テレビはわかったけんが、プレステはどうやって壁にくっついてるとね?」
私「いい質問ですね」
洗面のDIYでミラーを固定したこちらのマジックテープをPS3の固定にも使用。クリアランスほぼゼロでがっちり固定できて、おまけに取り外しも可能という夢のようなアイテムです。ホンマ3Mさんには足を向けて寝られへんで!
次回「魂の入居後DIY(テレビ&オーディオ編・その2)」につづく