アンチ程々の家宣言 〜BESSの家で程々じゃないジャパネスク生活〜

BESSがプロデュースするジャパネスクハウス「程々の家」を、ぜんぜん程々じゃなく暮らす様をご紹介いたします。

魂の入居後DIY(本棚編)

すっかりWEB内覧会を終わらせた気満々になっておりましたが、よくよく考えたら単純にがらんどうの家の中を真っ暗な中で撮っただけということに気づき、戦慄している私たち一家3人。というか、私。とっととリアル完成状態を作らないといけないので、DIYの時間であります。日本語おかしい。

 

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というわけで、第一弾は本棚です。多いというほどでもないけれど、決して少なくもないと思われる微妙なボリュームの本があるため、それなりのサイズの本棚が必要とされることがなんとなく予想されておりました。

 

やはりどうにもボンヤリとした日本語ですが、まずは本を並べた時のサイズを測って、それに合うサイズの本棚を探すことに。んが、実際探す段になって今度は建物のサイズを測ったところ、どうにも上手くいかないことが判明いたします。

 

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この程々の家、本棚を置けるスペースといえば、階段上がってすぐのロフトの北側の壁しか見当たらず、というわけでこちらの壁一面を本棚にすることに決定し、置ける本棚を探したわけでございます。上の図のとおり、幅は2700mmもあるのでソコは全然問題ないのですが。

 

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この立面図のように北側も傾斜天井になっているため、壁自体の高さが2000mm「しか」ありません。「しか」というのは、壁一面に置けるような大型の本棚を探したことがある方ならなんとなく想像できるはず。というのも。

 

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たとえばこちらの本棚、IKEAのBILLYというシリーズですが、高さが2020mm。ギリギリ2cm足りません。いやまあ2cmくらいなら手前に出しちゃえば問題ない気もするのですが、裏にホコリが溜まりそうだし、なによりきちんと壁に固定できないのはちょっと怖い気も。

 

その他の本棚も軒並み2050mmとか2100mmとかなので、仕方がないので作ることに。あ、ちなみに造作してもらおうという気もあったりなかったりしたのですが、BESS東葛さんにあからさまに面倒くさい顔をされたのであきらめた気もしたりしなかったりします。

 

プロが面倒くさいなら、当然ながら私のような素人も面倒くさいので作る作るといいながらあっという間に入居の日を迎え、でもっていつまでも作らずにダンボールが山積みになっている状況が続き、オマケにそのダンボールで息子がボルダリングの真似事を始めるに至って、重い腰を上げて作業開始です。しくしく。

 

で、作ると言ってもイメージもへったくれもないので、まずはウェブを徘徊して、素敵な本棚を探します。全然上がってないじゃん、腰。

 

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で、丸三日かかって探していちばんイメージと合ったのはこちらのブログの記事。同じくロフトだし、勾配天井だし、イメージとしてはピッタリ。違いといえばこちらはキチンと造作していただいているトコロくらいです。よし、まねっこまねっこ。

 

この本棚、自在棚と呼ばれるレールと支えを使って、その上に棚板を乗っけてるタイプ。レールが見えてしまいますが、あとから棚の間隔を変えたり増やしたり減らしたりできるのがポイント。

 

金具のメーカーを質問して、でもってイメージをぼんやり作って、ジョイフル本田に向かったトコロ、見本にしたブログと同じシリーズで白い金具を発見。さらに安いパイン材の集成材と、投げ売りのオスモカラーも発見。お、これでできちゃうじゃん。

 

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で、こちらがやってきた棚板。厚さ25mm、長さ2440mmの集成材を、長さ方向そのままにカットしてもらったものです。棚板は6枚用意して、幅200mmが4枚、250mmと300mmがそれぞれ1枚ずつです。全部で1万6000円くらいだった気が。

 

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で、こちらが投げ売りされてたオスモカラー。色はウォルナットという人気色のはずなのですが、750mlの缶がなぜか70%オフで1700円くらい。ニセモノなんじゃないのコレ?

 

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塗ってみたところ、ドラえもんのオイルのように完全に中身が分離しておりましたが、特に問題なく色はつきました。あ、ちなみにジョイフル本田の富里店です。今でもあるかは知りません。

 

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塗ったあとはこんな感じで乾かします。広縁が便利すぎます。あと、大工さんが置いてってくれた養生用のろくはらボードも便利すぎます。軽くて折りたためてDIYには欠かせません。マジで。

 

次は棚柱と金具を取り付けるのですが、ひとり孤独に作業を行ったため写真が撮れず、画像がございません。大変申し訳ございませんがいきなり完成いたします。あ、水平儀とインパクトドライバーはあったほうがいいと思います。

 

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こんな感じで上は2000mmのトコに出っ張ってる梁ギリギリ、下は無印の硬質パルプボックスほぼギリギリのところに棚板を設置。棚を作るのはもちろん面倒くさかったのですが、このボックスを6個組み立てるのが発狂するレベルに面倒くさかったので、皆様ご注意ください。

 

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ヨコから見るとこんな感じ。棚柱の長さは1800mmで、棚板の配置は迷った結果、上から300mm、200mmが4枚並んで、一番下が250mmの奥行となっております。目線より高いトコロが出っ張ってる分にはあまり気にならないので、まあこれで正解かな、と。(実はめちゃくちゃ試行錯誤した)

 

あ、ちなみに使った棚柱はスガツネのAWF15が1本に、ASF10が2本。それに木棚用ブラケットを1枚あたり4本使用しております。お値段はアタマが白い木ネジとかも含めて、全部で20000円弱でございました。

 

【金額合計】

棚板  16000円(パイン集成材)

金具  20000円(棚柱・棚受け)

その他 2000円(オスモカラー・ネジ等)

合計 40000円

 

うーん、まあ、意外とかかったといえばかかった気もいたしますが、見た目はソコソコカッコいいですし、30cm以内に近づかなければアラも見えませんし、パンパンに本を詰め込んでも今のところブッ壊れる気配はないので、とりあえずは満足しております。もう二度とやらん。

 

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次回「魂の入居後DIY(トイレ編)」につづく

 

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