アンチ程々の家宣言 〜BESSの家で程々じゃないジャパネスク生活〜

BESSがプロデュースするジャパネスクハウス「程々の家」を、ぜんぜん程々じゃなく暮らす様をご紹介いたします。

夜の入居前内覧会(広縁編)

私たち一家3人の程々の家。何度かこちらでもご説明しましたが、4つあるバリエーションのうちでもっとも小さい「七草」と呼ばれるプランをベースにしております。ちなみに、わざわざ一番小さいのを選んだ経緯についてはこちらをご参照ください。

 

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で、この七草。延床面積が約78㎡とほとんど狭小住宅に近いサイズなのですが、総床面積だと92㎡といっちょまえの数字になってまいります。その数字のマジックの原因となっているのが、今回ご紹介する広縁であります。

 

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この広縁、幅は建物いっぱいの6370mm、奥行きも2275mmと、広さにして10畳弱のスペース。オマケにキチンと屋根が掛かっていてさらに軒の出もあるため、よほどの暴風雨でないかぎり雨の日でも活用できるという触れ込みであります。

 

とはいえ、そんな作りのためキチンと税金も掛かってしまいお金の出もあるため、よほどの暴風雨でない限り雨の日でも活用できてくれないと困ってしまいます。というわけで、そんな広縁に出てみます。わざわざ夜に。

 

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なんというか、第一印象としては「うわあ……」という感じ。奥行き(こちらの写真では横方向ですね)が2m以上というのは思ったよりも堂々としていて、オマケに屋根もあって照明も付いているため、ウッドデッキというよりはフネの甲板のようなイメージです。

 

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庭に降りて全景を見てみるとこんな感じ。外からだと今度はフネの甲板というより能の舞台みたいです。個人的にはカッコいいを通り越して若干恥ずかしいレベルであります。外に出る時は能面が欠かせません。

 

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このまま鎖樋に寄ってみるとこんな感じ。なんというか思った以上に風情があり、豪雨の際には役に立たないという評判ではありますが、しょせん周囲に雨を撒き散らしたトコロで誰の迷惑にもならないような過疎地帯のため気にしません。

 

真っ暗でわかりませんが、この鎖樋、銅でできていてずしりと重く、そしてまだこの時は銅の輝きを放っていたのですが、今ではフツーに使い古した10円玉の色になっております。新品のうちに撮っときゃよかった。

 

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気になる人は気になるだろうポイントが「格子戸ってどのくらい目隠しになるの?」というところかと思いますので、そのへんのお写真を。

 

もういちどデッキに戻って、格子戸を閉めてみると内部はこんな見え方になります。人がいるというのはなんとなくわかりますが、何をしてるかまでは立ち止まってじーっと見ないと分からないレベル。特に広縁の照明を点けてると、中はほとんど気になりません。

 

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広縁の照明を消すとこんな感じ。先ほどよりは室内が強調されますが、個人的には許容範囲です。まあ、こっち側どうせ誰もいないしね。

 

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広縁にはダウンライトとスポットライト、2種類の照明を用意してみました。ダウンライトは文字通り地明かりで、スポットは手元はもちろん、首を振れば庭の照明にもなります。先ほどの能舞台みたいな写真を見ていただくと、外までいちおう照らしてくれてるのがわかるはず。

 

おまけにダウンライトも60W級のを3灯用意した結果、この程々の家の中で、広縁がキッチンについで2番めに明るい場所となってしまいました。まあ、そちらの方がちゃんと活用しようという気が湧いてくるのでへーきへーき(震え声)。

 

ちなみにフツーの提案だと、広縁にはブラケット照明が2つだけみたいな感じになりがちかと思いますが、七草を真剣に検討されていらっしゃる方は(いるのか?)、ぜひとも広縁の照明を充実させてください。ウキウキ感が全然違います(それだけ?)。

 

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いちおう屋外用のコンセントも左右2か所に用意しました。なんだかんだで使うはずと思ったのですが、うーん、どっちかというと水栓を用意したほうがよかったような気がしなくもなくもない。

 

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そんなこんなで、全景です。本体は馬鹿には見えない仕様です。もちろん私には見えません。ははは。

 

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次回「夜の入居前内覧会(ロフト&クローゼット編)」につづく

 

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