魂の入居後DIY(ダイニングテーブル編・その1)
最近次回予告詐欺が続いておりますが、昨日の私と今日の私は別の人間というだけの話でして、特に他意はございません。むしろ書き溜めてない証拠とも言え、絶妙のライブ感を読者の皆様にお届けできていると自負しております。ていうか、ゴタクはいいから早く始めろよ。
さて、上の記事でちょろっと書いたのですが、私たち一家3人の程々の家、13畳ほどのリビングスペースの使いみちが決まっておりません。
私「フツーにラグ敷いてソファじゃダメなの?」
妻「そうすると食事の場所がなくなるばい」
私「キッチンのカウンターがあるじゃん」
妻「家族は顔をあわせて食卓を囲むのがよか」
私「どうしたんだ急に昭和のお父さんみたいな」
妻「というわけでリビングはやめてダイニングにします」
と、このように謎の宣言によって、我が家からリビングスペースはなくなることに決定。でも、14畳のダイニングって大きすぎませんかねえ。
私「テーブル置いてもスカスカになりませんこと?」
妻「だからね、大きいダイニングテーブルば置くとよ」
私「ははあ」
妻「イメージはコレね」
私「サウンド・オブ・ミュージックじゃねーかwwwwww」
妻「よか映画たい」
私「ルイーザ泣いてるじゃねーかwwwwwww」
妻「これが家族のあるべき姿ばい」
私「でもさでもさ、大きいダイニングテーブルって高くない?」
確かに私もサウンド・オブ・ミュージックは大好きで、こういう食卓って憧れなくもないのですが、チラと見た限り大きいダイニングテーブルは大変エクスペンシブなプライスをチラつかせている気がいたします。
私「そこそこお手軽っていうマスターウォールでも30万超えですなあ」
妻「まあ、しょんなかね」
私「目を覚ませ!」
妻「だって見ればもっと高いのもいっぱいあるよ?」
私「いや安い方を見てくださいお願いします」
こんな時に便利なのが困った時のイケアさん。さっそくウェブでダイニングテーブルを探すと、こんなのが見つかりました。
上のが3万円で175cmから260cmまで、下のが6万円で210cmから293cmまで、それぞれ3段階の長さに設定できます。ていうか293cmってすごいなあ誰が買うんだよなどと思いつつ、コレを買う気まんまんで船橋へレッツゴー。実物を拝んでみることにいたします。
私「……」
妻「……」
私「安っぽいね……」
妻「天板にスキマがある……」
私「そりゃ伸ばしたり縮めたりするからしょうがない」
妻「どーせ長さなんか変えんやろ?」
私「確かに」
妻「決めた」
私「?」
妻「作りんしゃい」
私「ファッ!?」
と、非常にライトな感じでダイニングテーブルの製作を命じられた私。決められた条件は以下のとおりです。
【ダイニングテーブル仕様書】
・天板は一枚板
・シュッとしたシンプルなデザイン
・サイズは長さ240cm・幅100cm
・予算は6万円
えーと、まあ、つまりイケアのテーブルの値段で自分で作れとそういう話でございます。ので、天板と脚をどうするか検索。いろいろ検討した結果、ゴム集成材&スチールの脚という組み合わせでいけば、ギリギリ予算内に収まることが判明いたしました。
天板はこちらのサイトでゴムの集成材を注文。今回のサイズで厚さ30mmの板に反り止め加工を施していただいて約3万5000円でございます。
でもって脚はこちらのを採用。見た感じもっとも安く、もっともシンプルな作りなのでデザイン的には文句なし。こちら2万円ちょっとなので、天板と足して5万5000円。塗料は本棚を作った時のオスモカラーが残っているのでそちらで問題なし。おお、予算内じゃないですか、ははは。
注文から一週間。届いた天板がこちらであります。デカい。
いや、厳密には届いたというか、このサイズだとデカすぎて西濃さんの営業所止めになってしまうらしく、仕方がないから取りに行ったところカングーにギリギリ積めず、仕方ないから運転席の上まで板をぐさっと押し込んで、それでも足りないから仕方なしにリアゲートを開けっ放しで帰ることになったわけで、いやあ、営業所近くて助かった。あと、観音開きじゃなくてよかった。
さて、長くなったので次回、このただの板をテーブルにしていきます。しんどい。
次回「魂の入居後DIY(ダイニングテーブル編・その2)」につづく