程々のエクステリア(検討編・ポタジェガーデン)
基本的に意味のよくわからない外国語をそのまま使うのはキライな方なので、今回のポタジェガーデンとかも素直に家庭菜園と書いてしまいたいところなのですが、その語感があまりにもバカバカしいのでそのまま使うことにいたします。というか、なんでフランス語と英語が混ざってんですかね?
さてさて、このポタジェガーデン。一体どういうものなのか、またまたイメージがこれっぽっちもわかないので、まずは画像を検索してみます。
おお。
ほほう。
なるほどねえ。まったく植物には詳しくないので、何が植わっているのかはさっぱりわからないのですが、フツーの畑にくらべて明らかにシャレオツなのは理解できます。
妻「確かに見栄えのよかばい」
私「なんかハシゴとかかかってるんですが」
妻「棚を作ってそこにワサワサ入ってるのかわいかねえ」
私「ほかにもうちょっと表現はないのか」
妻「ちっちゃく区切ってあるからイロイロ作れそうだし」
私「ていうかコレさあ」
妻「?」
私「フツーの家庭菜園と何が違うの?」
上の写真を見れば、いくら私とはいえ家庭菜園とは何かが違うのはわかりますが、それが何なのかはさっぱりわかりません。というわかえで、フツーの家庭菜園と一体何が違うのか、さらりとウィキペディアで調べたところこんな感じの違いがあるようです。
・配色や配置など見た目に気を使う
・畝をつくらない
・二品種以上の寄植えをする
・なんかよくわかんないけど木枠を作ってその中で育てる
私「よくわかんないけど見た目がいいのは歓迎ですなあ」
妻「すいか!」
私「木枠を組み立ててその中でっていうのもカンタンそうでいいし」
妻「なす!」
私「いろんな種類を寄せ植えするのも楽しそうでいいねえ」
妻「大葉!」
えーと、まあ、このようにちょっとばかりの違いとはいえ、フツーの家庭菜園じゃないんだという謎の高揚感とともに夢ばかり広がっておりますが、実際にどのくらいのレベルまでこのポタジェガーデンを展開するかを、まずは考えなくてはなりません。
① 食事のちょっとしたアクセント
② 自給自足
③ 出荷
妻「②やね(③と言いたいところだけど)」
私「②だね(①と言いたいところだけど)」
妻「意見が合いましたな」
私「そうですな」
せっかく土地がバカみたいに余っているので、さすがにちょっぴりだけやるくらいだったらもっとビシっとやったほうがよかろうというのが二人の共通認識。で、自給自足とは言っても100%は無理なことなんて百も承知。とはいえ、多少の穀物類を栽培できる広さを確保しなくてはいけません。
ウェブで調べてみたところ、1人につき20坪あれば死ぬほど野菜が食べられるという情報がございましたが、それでも連作障害とかで完全な自給自足はムリとのこと。やっぱり世の中の畑は上手くできているのであります。
ていうか、20坪も畑にするって、つまり66㎡なわけで、それが最低3人分で200㎡なわけで、つまり家の面積の3倍も畑になってしまうのはさすがにNG。じゃあ、どのくらいが無理なく自給自足感を味わえる広さなのでしょうか?
妻「フツーの市民農園とかだと1区画10坪くらいやねえ」
私「それでも素人がやろうとするとめっちゃ広いと思うぞ」
妻「そうなの?」
私「叔母さんが借りててとんでもなくワサワサ収穫できたって話でございます」
妻「じゃあ最初はその半分くらいからかねえ?」
私「まあ、木枠を作るなら、増やすときは木枠も増やせばいいわけだし」
というわけで、最初は5坪を目安にポタジェガーデンを開墾することに。開墾というか、枠を作ってその中をちょっと耕して、でもって上から土を入れるくらいだとは思うのですが、なにぶんやったことない作業なのでどれくらい大変なのかイメージがまったく湧きません。
ちなみに5坪というと16.5㎡。ということは、幅1mのエリアを作ったとすると長さ16.5m。2エリアに分けるとすると1区画8mちょっと。お手入れのしやすさを考えると、これくらいがちょうどいいのかもしれません。
場所はちょっと考えた結果、東側のお隣さんとの境目に近く作ろうかと。こちらのお隣さん、空き地なので特にフェンスも何も建てる必要がないのですが、さすがにフリーパスだとアレなので、この手の工作物でさり気なく境界がわかりやすくしておくのがいい気がしております。
私「というわけでポタジェ担当大臣様、どうぞよろしく」
妻「ムフー」
私「ていうかさ」
妻「?」
私「スイカとナスと大葉って同時に作れるの?」
妻「えっ」
次回「程々のエクステリア(検討編・図面&予算)」につづく