アンチ程々の家宣言 〜BESSの家で程々じゃないジャパネスク生活〜

BESSがプロデュースするジャパネスクハウス「程々の家」を、ぜんぜん程々じゃなく暮らす様をご紹介いたします。

程々のエクステリア(検討編・目隠し用樹木)

心を癒やす草花の話をしていたはずがなぜだか法律の話になってしまい、根拠法だの判例だのと物騒な話になるという本末転倒ぶりに、なんだかなあという気がしないでもなかった前回。庭が荒れ地になった上に心も荒んでは悲しいにも程があるので、気を取り直して植木について考えてみましょう。

 

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さて、毎度ではございますが、エクステリアについての希望を確認してみましょう。ちないに前回はグラウンドカバーとして芝生とお花畑を同時にやっつけました。

 

【エクステリアの希望】

・芝生

・お花畑

・目隠しの植木

・広縁まわりの植木

・ポタジェガーデン

 

妻「次は植木やね」

私「目隠しかあ」

妻「葉っぱがみっしりついてる常緑樹がよかね」

私「はい検索検索」

 

いつものようにグーグルさんで「目隠し 植木 常緑」などと検索してみると、いくつかの候補が出てきます。

 

horti.jp

 

妻「うーん」

私「まったくイメージが湧かない」

妻「そもそもどのくらいのサイズの木が必要なんやろか」

私「計算します」

 

今回のプランはとにかく安くというポイントがメインとなるため、必要最低限の樹木で目隠しをすることを目的といたします。ので、どんだけちっちゃい木でどうしても隠したい部分を目隠しできるかというのを計算。

 

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まずは北側の窓から。北側道路からは結構な範囲が覗けてしまうのですが、基本的にパントリーの中は見られても困らないというか、そもそも人がいないため、キッチンや土間への目線だけを切ることに。というわけで、濃いピンクのエリアからの視線を遮るのに必要な直径は、だいたい1800mmになるようです。

 

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でもって、こちらが高さの検討図。窓から道路までは約4m。そこから窓の高さやら何やらを計算すると、2250mmの高さがあれば十分に目隠しの役割を果たすことができるようです。なるほど。

 

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次は西側の窓。当初は窓の真ん前に木を植えようと考えたのですが、上の図で言うところの左下方向は、キッチンからいい感じの風景が見通せるように考えて窓を配置したため、それを遮るのはNG。

 

で、さらによく考えると、最低限ということなら道路側からの視線を切ればいいということに気づき、オマケに筋交いや階段に遮られるエリアがかなり多いことにも気づき、というわけでけっこうピンポイントで直径3mほどの木を植えればいいことに気づきました。

 

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さらに、こちらは道路から12mほどの距離があるため、樹高は2mもあれば十分。低くて済むのであればマネー的にもメリットが大きいため、これは大歓迎です。よかった、無闇に大きい木とか考えちゃう前で。

 

私「というわけで、樹高2.5m・幅1.8mの木が1本と」

妻「ふむふむ」

私「樹高2m・幅3mの木が1本必要になります」

妻「あのさ」

私「はい」

妻「最初の方はともかくとして」

私「はい」

妻「高さより幅のほうが広い木なんてあるの?」

私「じゅ、じゅ、樹形は剪定すればなんとでもなるって書いてあるぞ」

妻「誰が選定するの?」

私「ぼ、ぼ、ぼくが……」

妻「やったことあると?」

私「な、ない、ないです……」

妻「(#^ω^)」

私「い、いや、でもちょっとコレ見て!」

 

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妻「さっきの図ばい」

私「ほら、この濃いピンクの部分の目線を隠したいんでしょ?」

妻「そうそう」

私「木なんか植えなくてもクルマで隠れてるじゃん!」

妻「あ」

 

えー、この段階では特にクルマをどこに停めるかなんてこれっぽっちも考えていなかったのですが、せっかくカングーとかいう背が高めのクルマに乗ってるわけで、しかも高さも1800mmくらいあるわけで、コレは十分に目隠しに使えるはずであります。

 

妻「クルマないときは?」

私「カングーがないのって基本的に昼間じゃん」

妻「そうねえ」

私「昼間だったら今のペアガラスってほぼ中が見えないぞ」

妻「ホントに?(疑惑)」

 

と、このような経緯から検討したところ、結局西向きの窓用目隠しについてはペンディングとすることになりました。実際住んでみて不便だったら考えればいいや、と。

 

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でもって、北向きの窓用目隠しは、枝が適度に広がって、半分日陰という環境でも立派に育ち、さらにお手入れも簡単そうなシマトネリコに内定。今や新築のお宅の2軒に1軒が導入していると思われるくらいポピュラーな品種ですが、その分お値段もリーズナブルで、しかも最初から目隠しに使えるくらいの樹高のモノがたくさん売られているので、ここは実用性重視で選ぶことにいたしましょう。

 

私「で、西向きの窓用のヤツはシンボルツリーとしてじっくり選ぶわけですよ」

妻「なるほど」

私「目隠し目的じゃなければ落葉樹でもイケるし」

妻「じゃあウメとか?」

私「イケるイケる!」

妻「モモとか?」

私「へーきへーき!」

妻「リンゴとかも?」

私「食べられるもんばっかやんけ」

 

脱線した上にあらぬ方向に夢がふくらみはじめておりますが、まあ、このくらいは夢見てもいいよね。ははは。

 

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次回「程々のエクステリア(検討編・広縁まわりの植木)」につづく

 

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