アンチ程々の家宣言 〜BESSの家で程々じゃないジャパネスク生活〜

BESSがプロデュースするジャパネスクハウス「程々の家」を、ぜんぜん程々じゃなく暮らす様をご紹介いたします。

BESSのスタッフに求めたかったこと(その2)

なんか最近ずっと文句ばっかり言ってますが、たとえネタでもそんなの続けてるとだんだんホントに腹が立ってきたりします。書いたことで考えもまとまってきましたし、言いたいこともクリアになってきたので、とりあえず文句シリーズは今回で終了です。ほかに書くことも溜まってきましたしね。

 

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前回はBESS東葛のスタッフについてイロイロ書いてみましたが、まあ、まとめてしまえばプロ意識が足りない人たちと家造りをするのは本当にストレスフルだったということにつきます。

 

これがホンモノの詐欺師みたいな人たちだったら、つまり詐欺ってる自覚があるだけに最後の瞬間までは気持ちよくさせてくれて、オマケにコトが発覚した後はこちらも思う存分キレられます。

 

が、こういったただ単にプロ意識がないという人が相手の場合は、これっぽっちも悪気がないために、こちらとしても子供相手に本気で怒るのは大人げないみたいな気持ちになってしまい、つまり一緒に作業をしているあいだ、ずっと地味にHPを削り続けられるわけで、むしろモヤモヤいたします。

 

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いやね、何度も繰り返しになるのですが、住んでみてとっても快適だし、ミスは多いけど欠陥住宅でもなんでもないし、本当にスタッフがアレという以外にはほとんど不満がありません。

 

これはつまり、BESSというブランドにおいて、スタッフがアレでも最低限の品質を確保できるシステムが確立されているといういい例だと思うので、いや、ひょっとしてもっとアレなスタッフというのもいるのかもしれませんが、そのこと自体はオーナーというかユーザーというか施主にとっては間違いなく歓迎すべきことがらでしょう。

 

だからこそ、繰り返しになりますがだからこそ、スタッフの質というのがとっても残念に感じてしまうわけです。

 

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程々の家に限らず、ワンダーデバイスでもログでも同じだと思いますが、展示場に行って「いいなぁ」と思った人であれば、実際に建ててみて心の底から後悔するようなことはないと言えるだけの品質と味。そしてなにより展示場のと同じものが建つという安心感がBESSの家にはあると思います。

 

これは「住むより楽しむ」というポリシーを全面に打ち出しているBESSのイメージ戦略と、その戦略をキチンと商品に落とし込んでいる建築家さんの基本設計の優秀さが相まってのものだというのは間違いないことでしょう。

 

でもね、そのポリシーが実際に施主と向き合う販売会社のスタッフに浸透しているかというと、私はそんなことないと思います。

 

少なくとも、私が関わったBESS東葛さん(と今山住建さん)のスタッフは、「住むより楽しむ」というポリシーを、そういったロハスっぽい価値観でアタマがお花畑になってる施主をいいように丸め込む方便として捉えているようにしか見えませんでした。

 

モノはいいのに、ただの建売住宅を売るみたいに考えて、施主の希望より自分たちの仕事を減らすことを優先して、そのモノの良さを更に引き出そうという努力をはじめから放棄している。

 

コンセプトは素晴らしいのに、単に雑な仕事やミスをを糊塗するために、それを「味」という単語にすり替えて、納得しない施主に対して「分かってないなあ」という態度を見せてしまう。

 

本来持っているはずの魅力を、実際に扱う人がそれらを台無しにしてしまっている、こんな悲しいことがあるでしょうか?

 

これはもちろん私たちの程々の家を担当したスタッフが、たまたまハズレだったという可能性もございます。事実、他のブログを見てみると、特に文句も問題もなく「建ちました!」とご報告されてるオーナーさんもいらっしゃいますし。

 

事実、私たちも実際に生活を始めてみると、ほぼほぼ「まあ、いいか」という気持ちになってきつつあります。しょせんそんなやり取りは過去のことだし、しかも思い出したくないタイプの記憶だし、住んでみりゃ家は快適だしってなわけで、いいじゃないの今がよけりゃという気がすごくすごくしております。

 


いいじゃないの幸せならば / 佐良 直美

 

にもかかわらず、こんな話題を蒸し返してネチネチ書いちゃってるのは、つまり私がとってもネチネチした性格であるというのはともかく、こんなブログを読んでいただいていて、これからBESSの家を建てようかどうしようか迷ってる方に、まあ1オーナーの正直な意見として、ありのままを伝えたいなあ、などと思っているのもあります。いい人。オレ超いい人。

 

てなわけで、長々とくらーい文章にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。次からはこんな記事なかったかのごとく、元の路線に戻ります。

 

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次回「程々のエクステリア(構想編・その1)」につづく

 

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