目標をセンターに入れてスイッチ(その1)
照明も決まり(暗いけど)、階段も決まり(できるかわかんないけど)、いよいよもって決めるべき場所がなくなってきた私たち一家3人の程々の家。繰り返しになりますが、こんなちっぽけなワンルームでこんなに考えることがあるなら、フツーの注文住宅を建ててたら何枚の図面を自分で書く必要があるのか検討もつきません。
と、そうこうするウチにBESS東葛から配線図が送られてまいりました。コレまたごちゃごちゃしてるけど、やっぱりフツーのお宅に比べればシンプルそのものなのでしょう。あな恐ろしや。
階段図面作成事件(なんでも事件をつければいいというものではない)で心身ともに消耗していたので、こちらはもうホントにさらっと目を通して赤を入れます。ロフトのシーリングが3つのままになってたりしますが、もうここはあえて突っ込まずに気がついてくれるのを待ちます。
で、フツーとちょっと違うかもしれないのはこのあたり。
① 5回路のリビングライコンを導入
② 3路スイッチがない
③ 階段ボックスの中にコンセントとテレビアンテナとLANコンセントを用意
④ 外構のジョイントボックスに200Vを用意
①のリビングライコンは、以前の記事でもちょっと触れたこちらの商品を導入いたしました。
えー、こんなちっぽけな家には不釣り合いな装備というのは重々承知之助ではありますが、なんというか、スイッチが苦手なのであります。
いや、それだとなんか石器人みたいに思われてしまうので表現を変えると、スイッチがズラッと並んでるのがかなり嫌いなのでございます。なので、最近流行りのスイッチニッチとかは作りたくなく、むしろスイッチもコンセントもできれば普段あんまり見えないようにしたく、じゃあ小っちゃいのが並んでるくらいなら大きいのが1個あるほうがマシという考えであります。
取り付け場所は我が家の中でおそらく動線の集中するキッチン横の壁。階段の下に常夜灯を仕込むつもりなので、あえて子機をロフトの上につけたりせず、親機のみの導入です。
②の3路スイッチがないというのも、そもそもどっちかで点けてどっちかで消したいと思うような場所がないというのはともかく、やっぱりスイッチを減らしたいという考えから。
同じく③についても、テレビの周りにあるNasneやらAppleTVやらアンプやら何やらを、階段ボックスの中に閉じ込めてしまうために用意しました。そのほかのコンセントについても、その前に家具を置いて隠すことを前提に配置。どうやって使うのかと言えば、もちろんドリルとノコギリの出番であります。うひひ。
最後の④は、そのうち絶対電気自動車がほしくなるだろうという予測のもと、その充電用として事前に回路だけ用意。あとからやろうとすると意外と面倒ということを事前に聞いていたので、来るべき21世紀に向けて(もうとっくに来てる)準備は万端であります。
とうわけで、これでスイッチとコンセントのお話はおしまい。以上!
妻「待ちんしゃい」
私「え?」
妻「なんかスイッチ嫌いくらいのコトば言っとるけど」
私「は、はい」
妻「なんか前にめっちゃスイッチについて語られた覚えのあるっちゃけど」
私「うっ」
妻「あと、めっちゃ配線についても語られた覚えのあるっちゃけど」
私「うっ」
妻「現に引っ越してからテレビの配線に3日も掛かっとるけど」
私「うっ」
妻「全部わたしの気のせいやろか?」
えー、すみません。皆様が大変迷われているスイッチやコンセント。家が小さいのをいいことに、ココをさらっと流そうとしておりました。が、不肖この私(38)、これまでの人生において
泣く子も黙るスイッチマニア
という評価をほしいままにし、さらには
偏執狂的な配線マニア
という評価も各所から頂いております。
と、コレを読んで「あーわかるわかる」とか思ったそこの人。次回の記事で生まれてきたことを後悔するくらいの目に遭わせて差し上げますので、みなさま覚悟の程をお願いいたします。
妻「やめんしゃい」
次回「目標をセンターに入れてスイッチ(その2)」につづく