魂の入居後DIY(ダイニングテーブル編・その1)
最近次回予告詐欺が続いておりますが、昨日の私と今日の私は別の人間というだけの話でして、特に他意はございません。むしろ書き溜めてない証拠とも言え、絶妙のライブ感を読者の皆様にお届けできていると自負しております。ていうか、ゴタクはいいから早く始めろよ。
さて、上の記事でちょろっと書いたのですが、私たち一家3人の程々の家、13畳ほどのリビングスペースの使いみちが決まっておりません。
私「フツーにラグ敷いてソファじゃダメなの?」
妻「そうすると食事の場所がなくなるばい」
私「キッチンのカウンターがあるじゃん」
妻「家族は顔をあわせて食卓を囲むのがよか」
私「どうしたんだ急に昭和のお父さんみたいな」
妻「というわけでリビングはやめてダイニングにします」
と、このように謎の宣言によって、我が家からリビングスペースはなくなることに決定。でも、14畳のダイニングって大きすぎませんかねえ。
私「テーブル置いてもスカスカになりませんこと?」
妻「だからね、大きいダイニングテーブルば置くとよ」
私「ははあ」
妻「イメージはコレね」
私「サウンド・オブ・ミュージックじゃねーかwwwwww」
妻「よか映画たい」
私「ルイーザ泣いてるじゃねーかwwwwwww」
妻「これが家族のあるべき姿ばい」
私「でもさでもさ、大きいダイニングテーブルって高くない?」
確かに私もサウンド・オブ・ミュージックは大好きで、こういう食卓って憧れなくもないのですが、チラと見た限り大きいダイニングテーブルは大変エクスペンシブなプライスをチラつかせている気がいたします。
私「そこそこお手軽っていうマスターウォールでも30万超えですなあ」
妻「まあ、しょんなかね」
私「目を覚ませ!」
妻「だって見ればもっと高いのもいっぱいあるよ?」
私「いや安い方を見てくださいお願いします」
こんな時に便利なのが困った時のイケアさん。さっそくウェブでダイニングテーブルを探すと、こんなのが見つかりました。
上のが3万円で175cmから260cmまで、下のが6万円で210cmから293cmまで、それぞれ3段階の長さに設定できます。ていうか293cmってすごいなあ誰が買うんだよなどと思いつつ、コレを買う気まんまんで船橋へレッツゴー。実物を拝んでみることにいたします。
私「……」
妻「……」
私「安っぽいね……」
妻「天板にスキマがある……」
私「そりゃ伸ばしたり縮めたりするからしょうがない」
妻「どーせ長さなんか変えんやろ?」
私「確かに」
妻「決めた」
私「?」
妻「作りんしゃい」
私「ファッ!?」
と、非常にライトな感じでダイニングテーブルの製作を命じられた私。決められた条件は以下のとおりです。
【ダイニングテーブル仕様書】
・天板は一枚板
・シュッとしたシンプルなデザイン
・サイズは長さ240cm・幅100cm
・予算は6万円
えーと、まあ、つまりイケアのテーブルの値段で自分で作れとそういう話でございます。ので、天板と脚をどうするか検索。いろいろ検討した結果、ゴム集成材&スチールの脚という組み合わせでいけば、ギリギリ予算内に収まることが判明いたしました。
天板はこちらのサイトでゴムの集成材を注文。今回のサイズで厚さ30mmの板に反り止め加工を施していただいて約3万5000円でございます。
でもって脚はこちらのを採用。見た感じもっとも安く、もっともシンプルな作りなのでデザイン的には文句なし。こちら2万円ちょっとなので、天板と足して5万5000円。塗料は本棚を作った時のオスモカラーが残っているのでそちらで問題なし。おお、予算内じゃないですか、ははは。
注文から一週間。届いた天板がこちらであります。デカい。
いや、厳密には届いたというか、このサイズだとデカすぎて西濃さんの営業所止めになってしまうらしく、仕方がないから取りに行ったところカングーにギリギリ積めず、仕方ないから運転席の上まで板をぐさっと押し込んで、それでも足りないから仕方なしにリアゲートを開けっ放しで帰ることになったわけで、いやあ、営業所近くて助かった。あと、観音開きじゃなくてよかった。
さて、長くなったので次回、このただの板をテーブルにしていきます。しんどい。
次回「魂の入居後DIY(ダイニングテーブル編・その2)」につづく
魂の入居後DIY(ポタジェガーデン編・その2)
どう考えても疲れ果ててる時にやる作業ではないと思うのですが、今やらないと手遅れになるまでやらなそうなので始めたポタジェづくり。ていうか、何の見本もなく作り始めたので果たしてコレでいいのかという気が激しくいたしますが、もう枠まで作っちゃったので後戻りはできません。
さて、前回の続きとなりますが、出来上がった枠のサイズは長さ364cm・幅75cm・高さ30cmというなかなかに立派なモノ。幅はいくらでも伸ばせるのですが、このくらいが両側からアクセスしやすいはず。中央部分までキチンとお手入れできるようにしないとジャングル化しそうなので、このへんは安全方向にサイズを設定しております。
さて、現在のところグラウンドレベルが完成予定より10cmほど低くなっているので、ご覧の通り枠の下がスカスカに空いております。ので、ココにあぜガードと呼ばれる波板を貼っていきましょう。
樹脂製なので切るのも曲げるのもカンタン。35cm幅の15mという長さなので、高さを合わせながら2周ぐるりと貼ってもまだ余裕があります。下のスキマさえなければ不要といえば不要なのですが、木部の保護にもなるのであったほうが枠が長持ちします。たぶん。
固定はこんな感じで波板用のワッシャーをかませてコーススレッドで。ていうか、貼ってから思ったんですが、重ね順を逆にしたほうがあぜガード同士のスキマに土が入らなくてよかったんじゃないかと。
まあ、気付いた時にはすでに完成していたので、めんどくさいしこのまんまで進行いたします。2個めからは気をつけよう。作るか分からんけど。
すっかり日も傾いてまいりましたが、いただいた土を枠の中に移し替えて作業完了。一輪車はおろか洗車バケツしかないという心もとなさではございましたが、なんとか移動に成功。サンキュー洗車バケツ。フォーエバー洗車バケツ。
私「というわけで完成しました」
妻「……」
私「どうよ?」
妻「……」
私「あれ?」
妻「なんかこう、ちょっと違くない?」
私「ファッ!?」
妻「もうちょっとこう、ポタジェガーデンぽさが足らんくない?」
私「なにそれwwwwwww」
妻「ほら、オシャレさとか」
私「はあ」
妻「かわいさとか」
私「ちなみにどういうのがカワイイのですか?」
妻「わからん」
私「ファーwwwwwwwwwww」
まあ確かに、先日見てみたポタジェに比べると、かわいさという点では一歩譲ります。つか、ポタジェというより鉄道の資材置き場みたいに見えてしまわなくもありません。むーん。
とはいえ、いまさら上のようにランダムな配置にできるわけでもなければ。
後ろにハシゴやら壁やらを用意するだけのやる気もなければ。
棚を作ったりレンガを積んだりなどという作業も真っ平御免でございます。うーん、手間ヒマかけずにかわいく見せる方法ないかなあ?
とりあえず手持ちの資材を確認すると、余った野地板が数枚と、釘やらネジやらそのくらい。というわけで、ここからどうすればお金を使わずにかわいくなるのか考えた結果、こうなりました。
妻「これはwwwwwwww」
私「思ったよりイカすwwwwwwwww」
妻「これ座れると?」
私「イケるイケる」
妻「キャー!」
私「オマケに木口を隠してくれるから本体も長持ちするぞ」
妻「キャー!!!」
まさか枠を付けただけでココまで見た目がマトモになるとは思ってもみませんでした。サンキュー枠。フォーエバー枠。
てなわけでいちおうの完成を見たポタジェさん。まあ、どなたもお気付きの通り、重要なのはこのガワではなく、中身に何を育てるかという点なわけですが、まあ、なんとかなるでしょう、きっと。
【ポタジェ】
野地板 3500円(1820×150×10mm・24枚)
米マツ杭 1200円(500mm・10本)
その他 約500円(コーススレッド・木工用ボンド)
合計 約5300円
次回「魂の入居後DIY(ダイニングテーブル編・その1)」につづく
魂の入居後DIY(ポタジェガーデン編・その1)
なぜかリアルタイムの話になるのですが、巡業がようやく終了し程々の家に帰ってまいりました。自宅大好きっ子の名に恥じぬよう全身全霊でお家を満喫しようと思っていたのですが、そんな私の目論見を打ち壊す出来事が発生したため、予定を変更してほぼ同時進行日記になります。
時差ボケで昼過ぎまで寝ていた昨日、起こすなと厳命していた妻にぺしぺしと叩かれた私。なんだなんだ。
妻「ちょっとちょっと」
私「ほげー(寝てる)」
妻「土くれるって」
私「ほげ?(まだまだ寝てる)」
妻「やけんそのへんに積んどいてもらってよかと?」
私「ほほげ?(ぜんぜん寝てる)」
なんだかまったく状況がつかめておりませんが、寝ぼけたアタマでほげほげ考えていると、庭先からゴロゴロゴロと音がしてまいります。なんだなんだと思いつつ縁側に出てみると、そこには衝撃の光景が。
妻「じゃあ梨屋さんこのへんでおねがいしますー!(標準語)」
梨「あいよー」
妻「わあこの土ふっかふかですねー!(標準語)」
梨「一杯だけじゃどもなんねから何杯か持ってくっから」
妻「きゃあイケメンですねー!(標準語)」
えー、聞いたトコによると、妻が庭の草むしりをしていたところ、通りがかりのイケメンのおじいさんから「おい、畑の土いるか?」とお声掛けいただき、一も二もなくお願いしますと言ったところこのような事態になった、と。てなわけで、我が家の庭にはバケット4杯分の畑の土がででんと積まれる事となったのであります。
妻「どどどどがんすっとねコレ」
私「1立米くらいはありますなあ」
妻「梅雨入りしたしこのまま積んどくわけにもいかんばい」
私「ドロドロになって流れてしまいますなあ」
妻「じゃあアレやね」
私「ほげ?」
妻「ポタジェガーデン計画始動やね!」
私「ファーwwwwwwww」
というわけで、有無を言わさずにスタートさせられたポタジェガーデン計画。とりあえず土の量を測り、でもってそれにだいたいピッタリくるサイズの枠を大ざっぱに設計し、ホームセンターに買い出しに。
前から考えてたとおり野地板と米マツの杭、それからあぜガードというロールした波板を揃えて帰宅。全部で5000円ほどのお買い物でございます。でもって、ざっくりと野地板を切って並べます。
野地板は激安なのが特徴ですが、このまま野ざらしにするとカンタンに腐ってしまうので、保護用の塗料を塗ります。色とかはどうでもよかったので、塗装屋さんが残してってくれた程々の家の塗料の残りを使います。
はい塗れた。というか、この広縁。きっちりと照明をつけてしまったおかげで、いくらでも残業できてしまいます。恐ろしや。
翌朝、塗料が乾いたので枠板を組み立てます。土の圧力が加わるので丈夫にしたいのと、そもそも好き放題反っているので、2枚重ねにして誤魔化すようにいたしましょう。
木工用ボンドの乾燥を待っている間に、建設予定地を掘り返します。砂利だらけの硬い地面の長さ4m・幅1mほどのエリアを15cmほど掘るのですが、端的に言ってユンボが欲しいレベルであります。
全身がガタガタになりますが、そうこうしているうちに枠板が完成しております。ので、コイツを地面に突き立てます。
雨水マスをグラウンドレベルの目印にして水平を取ってまずは打ち込み。カケヤみたいのが必要かとも思いましたが、クルマ用に持ってたPBのショックレスハンマーでイケました。よかったよかった。
で、次にサイドの枠板を、だいたい90度になるようにコーススレッドで止めていきます。
つか、最初はめっちゃ慎重に水平やら垂直やら直角を出そうとしていたのですが、ある時ふと「家建てるわけじゃないからいいじゃん」というテキトーの神からのご神託を受け、その意のままに作業することに。
ご神託を受けてからはビックリするほど作業がはかどり、ご覧の通り長さ3640mm・幅750mmの枠が完成。その存在感に若干ドン引き気味ですが、このままでは下の隙間から土が流れてしまうので、ここであぜガードの出番であります。
つか、長くなったのと睡魔が限界なので、続きはまた明日。ばたん。
次回「魂の入居後DIY(ポタジェガーデン編・その2)」につづく
魂の入居後DIY(洗面編)
この入居後DIY、これまではあんまりアタマを使わなくても問題のない作業ばかりでしたが、今回からはちと様子が変わってまいります。細かいものをイロイロ収納したり取り付けたりを考えながらなので、時間も掛かるしなにより面倒くさいのですが、まあ、しょうがない。
というわけで、今回は洗面スペース。以前のWEB内覧会でご紹介したとおり、このスペースには現在カウンターとボウルとタオルハンガー以外何もございません。
さすがにコレでは不便で仕方ないので、ここにイロイロ組み立てていくことにいたします。なぜそんな仕様にしたんだという疑問があるにはありますが、さて、まずは収納から。
まずはカウンターと同じ1650mmに切ったメラミンボードを用意して、カウンター下に収納棚を作ります。こんな感じでヨガブロックとウマで高さを決めて。
高さが決まったら、棚を作るのに使う支柱をちょうどいい長さに切って黒く塗って。
でもって、こんな感じでぶら下げます。取り付けはカウンターを止めているマウントの木材に共締めできるのでラクチンらくちん。
でもって、この無印ボックスをスキマに入れていきたいのですが、奥行と高さの計算を間違えたらしく、3cmほど前に出っ張ってしまうどころかそもそも入りません。高さは天板を取っ払えば済む話なのですが(済んでるのか?)、奥行はどうしよう。
考えていても始まらないので、当たるところをホットナイフでざっくばらんにカットしていきます。ここまでやって入らなかったら怒られる気がいたしますが、まあ、気にしない。
さて、次は鏡を取り付けましょう。イロイロ考えたのですが、オーダーの鏡ってなんだかよくわからないのですが異常に高価でございまして、まあ端的に言ってケチりたいわけでございます。ので、こちらのIKEAのミラーを使ってみましょう。
STAVEというミラーで、高さ1600mmの幅400mm。お値段驚きの2999円だったのですが、今調べてみたところ残念ながらカタログ落ちしておりました。悲しい。
で、コレをタイルにどうやって取り付けるかといいますと、こちらのマジックテープを使います。テープのオスとメス両方に強力な両面テープがついてるので、これでだいたいのものは壁にひっつけられます。
ミラーは7kgくらいありますが、テープ1枚の耐荷重が2kgくらいあるので、まあ6枚くらい貼っとけば問題ないでしょう。
こんな感じで四隅と真ん中にマジックテープを貼りつけ。コツというほどでもありませんが、テープを貼ってから一晩放っておくとしっかりとタイルに張り付くので、あとから鏡が落っこちる心配が減ります。
マジックテープの何がいいかといえば、取り付ける時に「あ、ちょっとズレた」みたいなことがままありがちなのですが、そんなときでもやり直しが効くというところ。あとは穴も開けなくて済むのもラクチンですね。
で、ついでに最初からついてきた使いやすくもなんともないタオルリングも、IKEAの飾り棚とタオルハンガーを組み合わせたものに取り替えます。使っているのはこちらとこちら。
飾り棚は55cmで、レールは40cm。あわせて1200円であります。いいのかコレでという意見もなくはないですが、これでいちおう完成。
おお、意外とマトモ。あ、コンセント部分に取り付けた扇風機の影が出ちゃってますが、これはそのうち扇風機を小さくして解決したい気もしつつ、面倒な気もしつつ、今ではすっかり慣れたのでおそらくこのままでしょう。ははは。
そもそもの目指したイメージがこんな感じなので、意外と近いというか遠いというか、まあこんなもんかという気がしないでもありませんが、シロートがやっつけで作った割にはソコソコの再現度な気がしなくもなくもありません。ていうか、家造りで再現度ってどういうことだよ。
あ、ちなみに壁付けの扇風機はこちらです。買ってから気付きましたが、同じデザインでもっと安いACモーターのがありました。こんな場所にDCモーターのをつける必要なんてドコにもなかったよう、しくしく。
後ろ側の壁にはやはりIKEAのフックを取り付け。2個で399円というお値段だったのですが、こちらも残念ながらカタログ落ち。早めにストックしといてラッキーであります。
さて、こんな感じでいちおうの形が整った洗面スペース。体力は大して必要ありませんでしたが、使いやすい配置やら高さやらを考えるのがけっこう面倒くさい作業でございました。かかった費用はこんな感じ。
【洗面スペース】
カウンター下収納 6000円(化粧板・ステー・収納ボックス)
ミラー 6000円(マジックテープ含む)
タオルハンガー 1200円
扇風機 8000円
その他 1000円(IKEA金具・ネジ類)
合計 22200円
えー、こんな感じでかなりのリーズナブルさを実現。にもかかわらず、自分で言うのも何ですが意外とカッコよく仕上がりました。いえーい(当社比)。
次回「魂の入居後DIY(ポタジェガーデン編・その1)」につづく
魂の入居後DIY(トイレ編)
えー、まず、私たち一家の程々の家には、作り付けの収納というものがほぼございません。前回の本棚もそうですが、そもそもBESS東葛さんに面倒くさがられたというのが理由の半分、そしてもう半分は建ってみなくちゃその収納が正解かどうかわかんないという考えでございます。
これが家具をあとから置くのであれば、たとえイマイチだったとしてもその家具を放り捨てれば問題ないのですが、造作していただいた場合はそういうわけにもいきません。とはいえ、造作のほうがスッキリキレイに見えるのも事実。うーむ。
というわけで、このブログでご紹介するDIYは、基本的にあとから作るにもかかわらず、できるかぎり造作っぽく見せることを目標にイロイロ作ることを目標にしております。誰ですか、ビンボーくさいとか言うのは。
さて、今回はトイレ。以前のWEB内覧会でご覧いただいたとおり、私たちの家のトイレは棚もなんにもない真四角な空間。さすがに消耗品をストックする場所は必要なので、棚を作ることにいたしましょう。
造作っぽく見せるということで、ポイントとなるのは金具。ホントだったら見えないのがいちばんいいのですが、見せないようにするのがかなり面倒くさいので、じゃあなるべくスッキリ見えて、でもって強度がちゃんとある安い金具を探します。
うむ、コレだな。
できた。ので、上に無印の硬質パルプボックスを乗せてみましょう。
な、なんかすっごい飛び出てないかコレ。ものすごい立体感というか、圧迫感というか、棚の奥行が28cmでボックスが35cmなのでちょっと飛び出るのは分からないでもないのですが、なんかおかしい。
で、すでにお分かりのことかと思いますが、原因はコイツ。程々の家仕様とかいうブラウンというだけが取り柄のこの換気扇でございます。この厚さだけさらにボックスが飛び出しちゃってるわけですね。
真っ白な壁紙のトコでも問答無用でこのカラーのが付いてくるのはまあ仕方ないとして、なんか無闇に分厚い気がします。ので、交換交換。
ホームセンターでイロイロ探して、とにかく薄っぺらいやつくださいと言って出てきたのが右のパナソニックの換気扇。下の四角い部分が壁から飛び出るワケですが、ココの厚みだけで2cmほど違います。さすがパナソニック。ちなみに純正は聞いたこともないメーカーだったので名前忘れましたごめんなさい。
交換後はこちら。カバーそのものもスクエアで、合計3cmくらい薄っぺらくなりました。試運転してみたら純正にくらべて音も静かで、しかも電気代も2/3とか。さすがパナソニック。ていうか純正もこっちにしてくださいおねがいします。
交換後はご覧のような感じ。もちろん飛び出してはおりますが、だいぶマシになりました。造作っぽいかどうかは別にして、とりあえず見た目的に不満はだいぶなくなったのでこれにて一件落着。ふう、つかれた。
妻「ちょっとちょっと」
私「わあ」
妻「こがん箱の置き方したら換気扇が意味なかばい」
私「え?」
妻「換気扇の前ばふさいどるやろ?」
私「ふふふ」
妻「なに笑うとるん?」
私「この程度のふさぎかただったら、実は何の問題もないのです」
妻「だって前見えなくなってるよ?」
私「換気扇って正面からは空気吸わないから」
妻「?」
上の図のように、壁に空いた穴から空気を通そうとすると、そこを通り抜ける空気のほとんどが壁沿いに流れてくる空気になっちゃうというよくわからない現象が発生します。空気だとピンとこないけど、お風呂の栓を抜いた時、排水口のまわりの水の流れを確かめてみると分かりやすいかも。
というわけで、前がけっこうふさがれてても、ヨコ部分がちょっと空いてれば流量はあんまり変わらないはず。そもそも換気扇を交換して流量自体が上がっているので、ほとんど問題ないはず。
私「ムフー」
妻「なしてそがんこと知っとーと?」
私「ファンネルがサージタンクでスロート長がカールして慣性吸気が音速でどうのこうの」
妻「あっ、もういいです」
そんなこんなで、今回掛かった費用はだいたいこんな感じ。ご参考になるかどうかは微妙です。
【トイレ】
棚 4000円(金具・棚板)
ボックス 6600円
合計 10600円
次回「魂の入居後DIY(洗面編)」につづく
魂の入居後DIY(本棚編)
すっかりWEB内覧会を終わらせた気満々になっておりましたが、よくよく考えたら単純にがらんどうの家の中を真っ暗な中で撮っただけということに気づき、戦慄している私たち一家3人。というか、私。とっととリアル完成状態を作らないといけないので、DIYの時間であります。日本語おかしい。
というわけで、第一弾は本棚です。多いというほどでもないけれど、決して少なくもないと思われる微妙なボリュームの本があるため、それなりのサイズの本棚が必要とされることがなんとなく予想されておりました。
やはりどうにもボンヤリとした日本語ですが、まずは本を並べた時のサイズを測って、それに合うサイズの本棚を探すことに。んが、実際探す段になって今度は建物のサイズを測ったところ、どうにも上手くいかないことが判明いたします。
この程々の家、本棚を置けるスペースといえば、階段上がってすぐのロフトの北側の壁しか見当たらず、というわけでこちらの壁一面を本棚にすることに決定し、置ける本棚を探したわけでございます。上の図のとおり、幅は2700mmもあるのでソコは全然問題ないのですが。
この立面図のように北側も傾斜天井になっているため、壁自体の高さが2000mm「しか」ありません。「しか」というのは、壁一面に置けるような大型の本棚を探したことがある方ならなんとなく想像できるはず。というのも。
たとえばこちらの本棚、IKEAのBILLYというシリーズですが、高さが2020mm。ギリギリ2cm足りません。いやまあ2cmくらいなら手前に出しちゃえば問題ない気もするのですが、裏にホコリが溜まりそうだし、なによりきちんと壁に固定できないのはちょっと怖い気も。
その他の本棚も軒並み2050mmとか2100mmとかなので、仕方がないので作ることに。あ、ちなみに造作してもらおうという気もあったりなかったりしたのですが、BESS東葛さんにあからさまに面倒くさい顔をされたのであきらめた気もしたりしなかったりします。
プロが面倒くさいなら、当然ながら私のような素人も面倒くさいので作る作るといいながらあっという間に入居の日を迎え、でもっていつまでも作らずにダンボールが山積みになっている状況が続き、オマケにそのダンボールで息子がボルダリングの真似事を始めるに至って、重い腰を上げて作業開始です。しくしく。
で、作ると言ってもイメージもへったくれもないので、まずはウェブを徘徊して、素敵な本棚を探します。全然上がってないじゃん、腰。
で、丸三日かかって探していちばんイメージと合ったのはこちらのブログの記事。同じくロフトだし、勾配天井だし、イメージとしてはピッタリ。違いといえばこちらはキチンと造作していただいているトコロくらいです。よし、まねっこまねっこ。
この本棚、自在棚と呼ばれるレールと支えを使って、その上に棚板を乗っけてるタイプ。レールが見えてしまいますが、あとから棚の間隔を変えたり増やしたり減らしたりできるのがポイント。
金具のメーカーを質問して、でもってイメージをぼんやり作って、ジョイフル本田に向かったトコロ、見本にしたブログと同じシリーズで白い金具を発見。さらに安いパイン材の集成材と、投げ売りのオスモカラーも発見。お、これでできちゃうじゃん。
で、こちらがやってきた棚板。厚さ25mm、長さ2440mmの集成材を、長さ方向そのままにカットしてもらったものです。棚板は6枚用意して、幅200mmが4枚、250mmと300mmがそれぞれ1枚ずつです。全部で1万6000円くらいだった気が。
で、こちらが投げ売りされてたオスモカラー。色はウォルナットという人気色のはずなのですが、750mlの缶がなぜか70%オフで1700円くらい。ニセモノなんじゃないのコレ?
塗ってみたところ、ドラえもんのオイルのように完全に中身が分離しておりましたが、特に問題なく色はつきました。あ、ちなみにジョイフル本田の富里店です。今でもあるかは知りません。
塗ったあとはこんな感じで乾かします。広縁が便利すぎます。あと、大工さんが置いてってくれた養生用のろくはらボードも便利すぎます。軽くて折りたためてDIYには欠かせません。マジで。
次は棚柱と金具を取り付けるのですが、ひとり孤独に作業を行ったため写真が撮れず、画像がございません。大変申し訳ございませんがいきなり完成いたします。あ、水平儀とインパクトドライバーはあったほうがいいと思います。
こんな感じで上は2000mmのトコに出っ張ってる梁ギリギリ、下は無印の硬質パルプボックスほぼギリギリのところに棚板を設置。棚を作るのはもちろん面倒くさかったのですが、このボックスを6個組み立てるのが発狂するレベルに面倒くさかったので、皆様ご注意ください。
ヨコから見るとこんな感じ。棚柱の長さは1800mmで、棚板の配置は迷った結果、上から300mm、200mmが4枚並んで、一番下が250mmの奥行となっております。目線より高いトコロが出っ張ってる分にはあまり気にならないので、まあこれで正解かな、と。(実はめちゃくちゃ試行錯誤した)
あ、ちなみに使った棚柱はスガツネのAWF15が1本に、ASF10が2本。それに木棚用ブラケットを1枚あたり4本使用しております。お値段はアタマが白い木ネジとかも含めて、全部で20000円弱でございました。
【金額合計】
棚板 16000円(パイン集成材)
金具 20000円(棚柱・棚受け)
その他 2000円(オスモカラー・ネジ等)
合計 40000円
うーん、まあ、意外とかかったといえばかかった気もいたしますが、見た目はソコソコカッコいいですし、30cm以内に近づかなければアラも見えませんし、パンパンに本を詰め込んでも今のところブッ壊れる気配はないので、とりあえずは満足しております。もう二度とやらん。
次回「魂の入居後DIY(トイレ編)」につづく
家電どうしよう委員会(テレビ&掃除機編)
冷蔵庫や洗濯機といった大物系はだいたい決定した家電類。ていうか、新居だから家電類も新しくなんて考えていたものの、さらに考えた結果は未定、もらいもの、中古というしょうもない流れ。これでいいのか夢のマイホームと思いながら、残りを決めていきましょう。
【テレビ】
ご覧のスペースに取り付け予定のテレビさん。ニッチともいえないようなニッチですが、ココに壁掛け金具を用意して、階段の踊場兼テレビボードとして使う予定となっております。
妻「今使ってるテレビが40インチやし、もうちょっと大きくしたいねえ」
私「うーん」
妻「君も大きくしたいって言ってなかった?」
私「そうなんだけど」
妻「どがんしたと?」
私「今買うのがアホくさい気がする」
というのも、ちょうどこんなことを考えていた2016年11月ごろは、売ってるテレビが2Kと4Kの過渡期にあたっておりまして、つまり売ってるテレビは4K対応とか言っておきながら、4K用のチューナーは別売りという大変中途ハンパな仕様でございました。
私「チューナー別体はちょっとありえませんなあ」
妻「別体ってケーブルテレビみたいな?」
私「そうそう」
妻「それはめんどくさかー」
どうやら妻の実家がケーブルテレビに加入していたらしく、リモコンの数が増えてたいそう面倒くさかったとのこと。そんなこんなもあり、とりあえずテレビもペンディングに。あれ、どんどんビンボくさくなってってないか?
というわけで、こちらのREGZAさん。きちんと映るしいちおうフルHDだしそれなりに薄いので、買い換える気になるまでもうちょっとがんばってください。どうぞよろしく。
【掃除機】
えー、まず、現在使っている掃除機がこちら。カッコだけで選んだエレクトロラックスのクリーナーであります。
さすがにカッコだけで選んだだけのことはあって、下のレビューでもお分かりのとおりしかし奴は四天王の中でも最弱的な位置づけの上、購入から2年ほどが経過してバッテリーも弱ってきてさらに弱さに磨きがかかる始末です。
妻「電池が5分で切れるばい」
私「それはいけない」
妻「買い替えたか」
私「かしこまり」
掃除機に求める条件としてはコードレスタイプというただそれだけ。でもって、そのコードレスタイプには大まかに分けて2種類ございます。
妻「どう違うと?」
私「メカニズム部分が上にあるか下にあるか」
妻「なんか関係あるの?」
私「持った時の重さ感が段違いなのですよ」
たとえば上の画像にあるダイソンとエレクトロラックスは、重さがそれぞれ2kg台中盤とほぼおなじ。ですが、実際に床をゴロゴロ転がしてる時に感じる重さが全然違います。なんというか、メカが上にあるダイソンだと、エレクトロラックスの3倍くらい重く感じるようなイメージ。
吸引力というかパワーというかを考えると、定評があるダイソンとかマキタとかに死体気持ちもありますが、どちらもメカが上にあるタイプ。生誕以来箸にも棒にもかからない、もとい、箸より重いものを持ったことがない私にとっては死活問題なのであります。
妻「そんな力説するほど違うやろか」
私「ぜんぜん違うじゃんか!」
妻「えー、気にならんとよ?(展示品のダイソンを軽快に操りながら)」
私「イヤだと言ったらイヤなのです!」
と、このようにムリヤリ押し切り、エレクトロラックスと同じスタイルの掃除機を比較検討。んが、今度はどれも似たり寄ったりというかどんぐりの背比べというか、性能や機能に目立った差がございません。
私「てなわけで、やっぱりカッコで選んでエレクトロラックスになりそうな」
妻「それはもったいなか」
私「でもパナソニックとか別にいらないし」
妻「バッテリーだけならこういうののあるらしかよ?」
どうやらエレクトロラックスさん、バッテリーが弱りやすいというのはわかっているらしく、ハンドユニットごと交換するプランをご用意いただいておりました。
本体が3万円で、大事な部分が全部つまってるハンドユニットが1万2000円というのが若干納得いきませんが、まあ、インクジェットプリンタの逆バージョンということで、ある意味良心的なのかもしれません。
もちろん自分でバッテリー交換できるのが一番いいのですが、それは安全性の面からNGらしく、だったら多少安いけどメーカーに送ってバッテリー交換するより、ハンドユニットごと新しくなったほうが、毎日使う掃除機というコトを考えると合理的というのも分かります。交換に出して1週間帰ってこないとか困るもんなあ。
と、ここまでお読みの聡明な読者の方ならすでにお気付きの通り、結局掃除機もハンドユニットを交換して今までのを使い続けることに。家電選びを終わってみれば、徹頭徹尾新品は一切買わず、これまでのものを使い続けるか、中古にするかという夢も希望もない結果に終わりました。
私「家電に100万円とか予算取る人もいるらしいけどなあ」
妻「我慢して使い続けるわけじゃないからよかばい」
私「でもこれでお金が浮きましたなあうひひ」
妻「なに言っとるの?」
私「え?」
妻「ビルトインの食洗機とオーブンの値段ば忘れたわけやなかやろね?(迫真)」
私「……」
次回「魂の入居後DIY(本棚編)」につづく
家電どうしよう委員会(冷蔵庫編)
新居にはつきものの家電選び。札束をもってヤマダ電機とかに乗り込み「お家を建てたのでいちばんいいヤツください」とか言えればラクなのですが、謎の美意識と生来の貧乏性が頭をもたげて、いらぬ苦労をする話でございます。
というわけで、前回のエアコンと洗濯機選び(選んでないけど)に引き続き、3大大物家電のひとつ、冷蔵庫を選んでいきましょう。
【冷蔵庫】
私「で、問題は冷蔵庫ですよ」
妻「容量ってこと?」
私「あとはデザイン」
妻「まあ、今のはピンクやもんねえ」
私「なんでそんなの買ったんですかねえ」
妻「テヘペロ」
現在使用している冷蔵庫は5年オチくらいの三菱のもので、サイズは520L。基本的なデザインや機能は全然問題ないのですが、何よりも色が致命的であります。
私「パントリーといえど玄関から丸見えなわけで」
妻「なんでそがん作りにしんさったとね」
私「少しでも広く使うためにはしょーがない」
妻「まあ、じゃあ黒やろか」
私「黒い冷蔵庫ってあんまりないんですよねえ」
冷蔵庫のカラーリングって意外とバリエーションが少なく、大型機で黒っぽいとなると最近ではミラーっぽい仕上げのものになってしまいます。すでにキッチンの本体がミラーみたいなので、その後ろにさらにミラーではあまりにうるさい気が。
私「ていうかさあ」
妻「はい」
私「なんで日本の冷蔵庫ってカッコ悪いんだろ?」
妻「冷蔵庫にカッコとかあるの?」
私「こんなのとか」
私「こんなのとかもカッコいいのに」
私「日本だと売ってないんだよねえ」
妻「はあ」
私「省エネの数値上げるためにドアばっかりちっちゃくして」
妻「はあ」
私「どれも似たり寄ったりのデザインになっちゃって」
妻「まあつまり」
私「はい」
妻「今売ってるやつだと欲しいモデルがないと」
私「左様でございます」
いくら欲しいモデルがないからといって、今の冷蔵庫を持っていくという選択肢はなし。というわけで、仕方なく中古の冷蔵庫を探します。電気代を考えれば新しいに越したことはないのですが、本体価格が安いぶんトータルで考えればペイできるはず。
妻「ホントに?」
私「たぶん」
妻「だって、冷蔵庫って電気代かかるよ?」
確かに、冷蔵庫は意外と電気を食う家電。かくいう私も以前住んでいたマンションでは、カッコ優先でおかしな形の古い冷蔵庫を使ってたところ、とんでもない電気代がかかっていたことがございました。
妻「前科のあるやっか(#^ω^)」
私「う、ウチの場合、冷蔵庫を置く条件がいいから!」
妻「?」
私「だからたぶんそんな電気代かかんないから!」
これはマニュアルにも書いてありますが、冷蔵庫は中を冷やした分の熱を周囲に振りまいているため、放熱用のスペースが必要となります。ので、最近よくある冷蔵庫のサイズぴったりに作った冷蔵庫置場の場合、熱がこもりやすくなって結果電気代をバカバカ食ってしまうことになったりします。
私「その点ウチの場合は壁が冷蔵庫の右側だけで、上と左はおろか後ろも空いてる」
妻「はあ」
私「だから、ちょっと古い冷蔵庫でも電気代は意外とかからないはず」
妻「はず?」
私「かかりません!(ヤケクソ)」
こんな感じで妻からも快く同意を得て、一躍中古冷蔵庫探しの旅に出ることに。で、いつものように「冷蔵庫 黒 カッコいい」などとふざけたキーワードで検索をかけてみたところ、こんな感じのが出てまいりました。
私「とりあえず、つや消し黒系で600L以上という条件で選んでみました」
妻「どっちも三菱やね」
私「というか上のは今使ってるのの容量&色違いですなあ」
妻「あ、それは使い方覚えんでええねえ」
私「(いいんだ……)」
とりあえず、この2機種のスペックを比べてみるとこんな感じになります。
【E62S】
・容量 620L
・横幅 745mm
・消費電力 330kw/年
・タマ数 少ない
【Z65S】
・容量 645L
・横幅 805mm
・消費電力 440kw/年
・タマ数 きわめて少ない
私「デザインだと下のが圧勝なんだけどなあ」
妻「私もそう思う」
私「不人気だったみたいで全然中古市場に出回ってないんだよなあ」
妻「確かに縦長の冷凍室とか使いにくそうやもんね」
私「それは慣れちゃえば問題ないと思うんだけど」
妻「けど?」
私「幅がちょっと問題」
ご覧のように、E62とくらべてZ65は幅が6cm大きく、つまりそのぶんパントリーへの通路幅が狭くなってしまいます。通路幅は65cmほどほしいのですが、Z65を選んだ場合は60cmとけっこうギリギリ。むー。
私「というワケで、E62にいたしました」
妻「意外やね」
私「なぜ?」
妻「使い勝手を犠牲にしてカッコを取ると思ったばい」
私「いや、そのつもりだったんだけどね」
妻「?」
私「不人気すぎて売ってなかったwwwwww」
えー、けっこう引越しギリギリまで探したのですが、あまりに不人気すぎてこの色のはさっぱり見つからず、ていうかE62の方もこれっぽっちも見つからず、どうしようとりあえず今のピンクを持ってくかというトコまで追い詰められて、ようやく納得できる程度のE62が見つかり、つまり選択の余地なくこちらになりました。
まあ、電気代もこっちのほうが安いし、使い勝手に不満はないし、デザイン的にもきちんとマッチしてくれてて言うことはないのですが、とりあえずまだヤフオクのアラートにはZ65が入っております。しくしく。
次回「家電どうしよう委員会(テレビ&掃除機編)」につづく
家電どうしよう委員会(エアコン&洗濯機編)
さて、エクステリアのお話もひと段落ついたところで、これまで全然触れてこなかった家電のお話でございます。外だ中だと落ち着きのないブログ構成となっておりますが、家づくりの最中でも同じようなムードだったので、むしろ臨場感たっぷりと胸を張って威張る所存でございます。
いろいろ見たり聞いたりすると、どうやら皆様引越しの際には家電も一気に新しくしちゃう派が多いような印象。もちろん私たち一家3人もそれにあやかりたいので、とりあえず新居で必要だと思われる家電をリストアップすることにいたします。
【新居で必要な家電 ①】
・エアコン
・冷蔵庫
・洗濯機
・電子レンジ
・食洗機
・テレビ
・掃除機
・空気清浄機
・扇風機
妻「けっこうあるねえ」
私「まあ、電子レンジと食洗機はキッチンについてくるけど」
妻「エアコンは仮住まいに備え付けだし」
私「冷蔵庫は色が合わないし」
妻「テレビは今のが40インチやしちょっと小さかやろ」
私「掃除機はバッテリーがあやしいなあ」
妻「空気清浄機と扇風機は買ったばっかやからよかばってん」
私「まあ、けっこうありますなあ」
と、このようにイロイロな意見が出てまいりましたので、それぞれについて考えていきましょう。
【エアコン】
まず、私たち一家の程々の家の場合、エアコンを取り付けられる場所が2個所しかありません。しかもそのうち1つはなぜかパントリーの中のため、実際はロフトの西側の壁1ヶ所となります。というわけで、ココに取り付けるエアコン1基で家全体のエアーをコンディショニングする必要がございます。
私「これが自慢の全館冷暖房システムであります」
妻「嘘おっしゃい」
私「すみません」
妻「ていうか、いくら狭い家でもそれなりに広かとよ?」
私「はい」
妻「そんな家1軒まるごと冷やせるエアコンなんてあるとね?」
確かにどんだけ小さい家とはいえ、畳数でいえば土間とリビングとパントリーとロフトをあわせてだいたい40畳弱。それをどうこうできるエアコンがあるとは思えません。だってダイキンのウェブサイトとか見ても、最大で29畳程度とか書いてあるし。
私「いやあ、ありませんなあ」
妻「(#^ω^)」
私「しかも大きいエアコンって高いんですなあ」
妻「(#^ω^)」
若干命の危機を感じたので、アタマをフル回転させてなんとか29畳以下のエアコンでも我が家をまるごと冷やせる根拠を探します。間取りとかを考える段階でフル回転させろよバカヤロウというご意見は甘んじてお受けいたします。
私「ほら、ウチって窓が少ないじゃん?」
妻「……」
私「しかも南側の窓は軒が深いから夏は直射日光入らないし」
妻「……」
私「壁がない上に大きいシーリングファンがあるから空気も偏らないし」
妻「……」
私「……」
妻「……」
私「と、とりあえず建ってから考えよっか!」
【洗濯機】
予期せぬトラブルによりライフが1基減るというアクシデントがありましたが、次はパントリー内に置く冷蔵庫と洗濯機です。上でも出てきたように冷蔵庫は色が合わないため買い替え対象。また、洗濯機はすでにお古をいただけることが確定しております。
私「といっても、洗濯機は扉の勝手が逆なんだよねえ」
妻「でもドラム式で乾燥まで一気にできるなら文句のなかよ」
私「日立のビッグドラムだから性能はいいはずだけど」
ちなみに機種はこちら。すでに型落ちですが、使用頻度がすくないことと、少なくとも今使ってるタテ型のフツーの洗濯機に比べればはるかにマシということで、お譲りいただくことが決定しました。
ちなみに私たち一家の場合、吹きっさらしの立地のため強風とホコリが厳しいという理由で外干しは一切考えておらず、また、室内干し用のフック的なものも用意しておりません。お風呂場を大きめにした上で200Vの浴室乾燥機も用意したので、大物を干すときは浴室でという考えであります。
妻「200Vとか関係あると?」
私「大アリ」
妻「そうなん?」
私「1616サイズ以上だと200Vじゃないとロクに乾かない(当社比)」
妻「電気代の高そうなんやけど」
私「電圧と電気代はあんまり関係ないぞ」
妻「そうなん?」
私「ていうか同じ仕事量なら電圧高いほうが効率がいいぞ」
妻「そうなん?」
私「そういうことにしといてください(よくわかってない)」
妻「わ、わかった(まるでわかってない)」
ワット数が同じなら、電圧が上がったぶん電流が減るので、つまり電力損失が減るというだけの話なのですが、いざ説明しようと思うとこれっぽっちも分からないので、気になる向きは上の知恵袋を読んで勉強してくださいおねがいします。
私「というわけで、洗濯機譲ってくれる叔母さんありがとう」
妻「ありがとうございますありがとうございます」
今回は検討と言いつつロクな選び方をしておりませんが、長くなったのでふたたびシリーズ化であります。
次回「家電どうしよう委員会(冷蔵庫編)」につづく
程々のエクステリア(検討編・図面&予算)
本日6月4日は幕張に零戦、佐倉に長嶋茂雄という昭和の2大レジェンドが登場し、まさに日本中の目が千葉県に注がれた1日となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 私は巡業中のためどちらも見られず、これでは千葉県に引っ越した意味がこれっぽっちもなく、まったくもって悲しい限りでございます。
さて、エクステリアについての希望それぞれについて、大まかな検討が完了。というわけで、それぞれに予算と配置を考えてみます。
【クラピア編】
妻「クラピアどがんしよね?」
私「1ポット540円だっけ」
妻「10万円かなあ」
私「草に10万円ですか!?」
妻「でも200ポットしか買えんよ」
私「200ポット植えるのってどのくらい時間掛かるんだろう」
妻「1ポット5分として17時間弱ばい」
私「10万円で十分です」
と、このようにしてクラピア予算は10万円に決定。ていうか、そもそも石がゴロゴロしてる今の庭にそのまんま植えることができるのかどうか、大変疑問であります。
【シマトネリコ編】
妻「で、シマトネリコなんやけど」
私「3000円くらいで売ってるぞ」
妻「目隠しで使うなら最初からある程度大きくないといかんばい」
私「たしかに」
妻「楽天で見たら2万円せんで2mくらいの売っとっと」
私「じゃ、それで」
確かに安いシマトネリコは高さが80cmとか。これでは目隠しになる大きさに育つ前に、こちらが見られる快感に目覚めてしまいそうです。高くなると言っても2万円くらいまでだったら、最初からある程度大きいのを買ったほうがいいに決まっております。
【唐船ツツジ編】
私「ツツジについてはしらべました」
妻「ほほう」
私「樹高が30cmくらいのやつで、1ポット800円であります」
妻「なるほど」
私「広縁の前をカバーするのに17ポット必要なので」
妻「ふむふむ」
私「合計1万5000円で完成する見通しです」
妻「土は?(威圧)」
私「えっ?」
妻「こんな石ごろごろのトコで育つの?」
私「と、とりあえず予算を増額して2万円で!」
こちらも安いものでは400円くらいからあるようなのですが、サイズ的にやはり目隠しになるのに数年かかってしまっては意味がないので、どちらかというと大ぶりなモノを選択することにいたしましょう。
【ポタジェガーデン編】
私「つまりコレは枠をつくればいいんでしょ?」
妻「まあそうかも」
私「でもって、1枠のサイズが80cm×360cmとして」
妻「ふんふん」
私「枠を野地板にして杭を米マツにして」
妻「ふんふん」
私「塗料は程々の家の余りを使って腐りにくいように内側にプラダン貼って」
妻「ふんふん」
私「ひと枠5000円もあればできるんじゃない?」
妻「土は?(迫真)」
私「えっ?」
確かに、枠はナンボほどでも安くつくれますが、問題は土。枠の深さを30cmとしても、1枠あたり1立米くらいの土が必要になります。でもって「畑 土 値段」とかでググってみても、これっぽっちも相場が出てまいりません。というわけで、土はペンディングとして、枠の値段だけを見積もっておきましょう。
というわけで、これらの条件を実際に図面として落とし込んでみましょう。どんな感じになるんでしょうか。ドキドキ。
私「やった20万円で庭ができるwwwww」
妻「絶対にそんなうまくいかないwwwww」
私「私もそう思うwwwwww」
基本的にこちらのプランはすべてDIYでやることになり、でもって庭仕事系の道具は一切持っていないのでそのへんを買い揃える必要があり、でもって他にもたぶんコマゴマといろんな資材が必要となるはずなので、さすがにそんな上手く行くとは思えませんが、それでもたぶんもう20万円くらい用意しておけば箸にも棒にもかからないということはないはず。
と、こんな感じでエクステリアの第一期工事を進めていくことが決定いたしました。すでに今の段階でこんな感じの懸念事項がございますが、それはもう家が建ってから決めることにいたしましょう。だって、建ってみなきゃわかんないし。
【懸念事項一覧】
・クルマ停めるスペースの地べたはどーすんの?
・インターホンとかポストとかはどーすんの?
・土はどーすんの?
・ホントにDIYできんの?
妻「あのさ」
私「はい」
妻「むしろこの辺のほうが大事なんじゃないの?」
私「……」
妻「ここで考えるのやめるってある意味すごかね」
私「……」
次回「家電どうしよう委員会(エアコン&洗濯機編)」につづく